臨床レビューと健診


今日はCocoと話が出来て嬉しかったです。

彼女は良くやっていると私に話してくれました。エベロリムスを再開した後、彼女は再び倦怠感を覚えたため、1週間前にそれを止めました。止めてから約2、3日で倦怠感が大幅に改善しました。さらに、彼女は2日間、ロペラミドで治療した水様便を1〜2回経験しました。それ以外に、彼女は治療による実質的な毒性はありません。


ラミプリルを再開した後、彼女の上血圧は130〜150mmHgです。私はCocoにレンバチニブとエベロリムスの治療を継続出来るのは嬉しい事だと伝えました。Cocoはエベロリムスの継続治療にとても熱心です。おそらく特にレンバチニブが腫瘍制御に寄与していることを考慮して、重度の倦怠感がある場合はエベロリムスを一時停止する必要があると話し合いました。さらに、レンバチニブの投与量を12mgに増やしたいと話し合いました(1日おきに14mgと10mgを服用)。電話でのコンサルテーションを2週間後、そして4週間後にまた会う事にしました。私は約3週間以内に新たなスキャンを設定します。


今日、私たちの死後のPEACEトライアルについても話をしました、私は彼女に研究の概要を説明し、そして彼女は喜んで参加してくれるようです。私たちは患者情報シートを手渡しし、そしておそらく彼女の次のコンサルテーションで同意してくれるでしょう。


敬具


ドクター アンドレアス シュミット




診断:

Metastatic Clear Cell Renal Carcinoma 

転移性明細胞腎癌


Jul 2019: 

グレード4pT3a明細胞腎癌に対する根治的細胞減少性左腎摘出術。

Sep 2019: 

フォローアップCTスキャンは、小さな肺結節、小さな肝病変漿液腫、および小さな結節腎摘出床がすべて、少量のゆっくりと成長する転移と一致していることを提示。

May 2020: 

疾患のすべての部位の収縮を伴う画像診断におけるカボザンチニブへの良好な反応。 血圧はコントロール良。 カボザンチニブを続行。

Feb 2021: 

CTでは非常に安定してる。  1つの肺転移では小さな成長が見られるが、他の肺転移は安定している。小さな頭皮病変は病因が不確かで、もし成長の場合は超音波かFNA (fine needle aspiration biopsy 細針吸引生検)を実施。カボザンチニブ40mgは継続。

Apr 2021: 

頭皮転移および新しい14mm肝転移の増加における中等度の疾患進行の為、カボザンチニブを停止し、ニボルマブを開始。

Jul 2021: 

CTスキャンで進行を確認しニボルマブの停止 - CAPER検討の対象外の為、エベロリムス対HIF2試験またはレンバチニブとエベロリムスの試験外を熟考。

Aug 2021: 

MK-6482 (c)の開始。


治療:

Metastatic renal cell carcinoma

 10cm left renal mass with what are reported as small lung nodule consistent with presumed metastases

転移性腎細胞がん

 推定される転移と一致する小さな肺結節として報告されているものを伴う10cmの左腎腫瘤


Jul 2019: 

グレード4pT3a淡明細胞型腎細胞癌に対する根治的細胞減少性左腎摘出術。

Jan 2020: 

イピリムマブとニボルマブの1サイクル。

Mar 2020: 

良好な部分反応を示すカボザンチニブを開始し、進行性疾患(頭皮および肝臓)のために20214月に中止。

Apr 2021:

ニボルマブを開始。

Jul 2021: 

進行性疾患のためにニボルマブを中止しました - CAPER検討の対象外の為、エベロリムス対HIF2試験またはレンバチニブとエベロリムスの試験外を熟考

Aug 2021: 

MK-6482の臨床試験が開始され、進行性疾患のために20221月に中止。

Mar 2022:

十二指腸を伴う左後腹膜沈着物の瘻孔による十二指腸閉塞で入院。

Mar 2022:

Z医師によって配置された狭窄部を横切る、重なり合った部分的に覆われた金属十二指腸ステントを確認。

Mar 2022:

患者はレンバチニブとエベロリムスによる治療に同意も、ステント閉塞を伴うセントへリア病院への再入院により治療開始が遅延。



〜〜がんと診断されてから3年と35日が経ちました。生きてます!〜〜