今朝起きたら安倍元総理のニュースが目に入ってきた。にわかに信じられず、まだ夢の中にいるのかと思った。その時はまだ心肺停止の状態だったので、助かるといいな、と思いつつお昼に予約の病院に行く準備を始めた。準備が出来て、さて安倍さんどうなったかな、とまたニュースを確認したら、正式に死亡が発表されたよう。夢中でニュースを読んでいたら、病院に遅刻しそうになりました驚き


さて今日の病院は、定期的な薬のレビューとPICCライン(栄養補給の管)を外してもらう事が目的でした。PICCラインは食欲不振で食べられなくなった3月に、鼻の管より前に着けてもらったものです。なんでも上腕から動脈に管を挿して心臓の近くまでもっていくと、栄養剤の吸収が鼻からチューブよりも良いらしい。なので入院して直ぐに(入院した時点ですでに1-2週間まともに食べていなかったので)PICCラインを着けて、ミルクのような栄養剤を日がな一日かけて食べた(?)のでした。因みに鼻からチューブの栄養剤はミルクで無くてマヨネーズにそっくり泣き笑い


そしてPICCラインは栄養剤補給だけで無く、そこから検血をしたり、CTスキャンのダイを入れたり、輸血の時にも使えるし、さらに挿入してから1年ぐらいは使える便利モノなので、退院する時も「このまま残しておきましょうね〜」、と看護師さんに明るく言われたのでした。


鼻からチューブはものが飲み込み難かったり、お手入れが結構大変で、早い時点でお願いしてとってもらいましたが、PICCラインは別に痛くも痒くも…絆創膏が少し痒くなる事はありましたが…無かったし、お手入れ(絆創膏の張り替えとチューブのフラッシュ)は週に一度看護師さんが家まで来てくれてやってくれたので楽ちんでした。


ところが、


暫くしたら、何故だか採血が出来なくなり、CTのダイも「これは別の病院のPICCラインだからウチでは使えないわ〜」と言われ、辛うじて輸血だけは問題無かったのですが、最近の私はヘモグロビンの値も良好でPICCラインの出番が全然無かったのでした凝視凝視凝視


なので今日とってもらってスッキリ。



最後の晩のPICCライン。4か月間ありがとう。手書きの日付はいつフラッシュしたのかが書いてあります。



リムーブ後、病院で。ガーゼは2日間は外さないで、という事でした。向こうに見えるスパイダー絆創膏は採血の跡です。


PICCライン、とるのはすごく簡単で、先ずは絆創膏を剥がして、プラスチック部分を解体します。その後細いチューブのみスルスルと引き抜いて(全然痛くない)、ヒルのように食いついているプラスチックと金属の部分を、「これはちょっと痛いかもしれないから、素早く抜くね。」と言い終わらないうちに、ズッ、と少し衝撃があったけども瘡蓋みたいな塊と共に引き抜かれました。


今日は久しぶりに病院カフェで「金曜日はフィッシュ&チップス」を頂きました!