直近のCTスキャンの結果レポート2つ挙げておきます。先ずは2月の終わり、腸閉塞が始まって入院ゲロゲロの時のレポートからです。
25/02/2022 コントラストによる腹部骨盤CT
病歴:転移性RCC、以前の腎摘出術、腹痛および悪心の増加および倦怠感の質問の進行
調査結果:胸部腹部と骨盤の造影CT。 2022年1月25日付けの以前の研究および2021年10月8日付けのベースライン研究との比較。
鎖骨上、腋窩、縦隔または肺門リンパ節腫脹はありません。複数の肺沈着物のサイズの持続的な縮小。これは、前回の研究から大幅に変化していません。胸水または心嚢液貯留はありません。
セグメントVIの肝転移は、今日の結果でより顕著であり、およそ19mmと測定されています。左側の後腹膜沈着物は大幅に増加し、少なくとも71 x 59mmが左腰筋に侵入し、DJ屈曲部で瘻孔を形成しました。閉塞の程度に合わせて十二指腸が拡張しまています。右腎沈着物のサイズは22mmで変化していません。小さな後腹膜リンパ節は変化していません。膵臓の脾臓と右副腎は正常範囲内です。準備されていない大腸は目立たないです。 遊離の腹腔内液または限局性腹膜結節性はありません。
侵攻性の骨病変はありません。
見解:十二指腸で瘻孔を形成し、DJ屈曲のレベルで閉塞を引き起こす左後腹膜沈着物の間隔の拡大。セグメントVIの肝転移の顕著性の増加。
レポートにある “The DJ flexure” って、なんだかノリの良い名前の“モノ”はなんだろう、と思い調べてみました。
The duodenojejunal (DJ) flexure or junction is the anatomical border between the duodenum and the jejunum.
十二指腸空腸(DJ)の屈曲または接合部は、十二指腸と空腸の間の解剖学的境界です。
赤丸で囲った部分が The DJ(DuodenoJejunal) flexure のようですね。
なんかイメージ的にここでDJがガンガン音楽をかけながら食べ物がドンドン消化されて小腸に入っていく感じです
(実際に今モノを食べたあとお腹がキュルキュルキュルル〜ってなるんです)