7月16日のCTスキャンの結果を得て、ドクターと次の治療について少しだけ話しをしました。この日に会ったドクターは私の主治医とは別のドクターでした。
私が旦那さんにも説明するので、次の治療について書面での説明を求めた所、スキャンレポートの裏に丁寧に手書きの"What to do?"を描いて説明してくれました。
ドクターの説明の要点は以下となります。
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次に進むには、大きく分けて2つのタイプの治療が受けられる。
- 標準治療 (STANDARD-OF-CARE)
- 治験 (CLINICAL TRIAL)
標準治療
私の次の標準治療は LENVATINIB(マルチキナーゼ阻害剤「レンビマ®」) + EVEROLIMUS(mTOR分子標的薬「アフィニトール」) の治療となる。
治験
私が受けられると思われる治験は次の3つ。
- CABO(カボザンチニブ) + ATEZOLIZUMUB(アテゾリズマブ)
- Belzutifan(MK-6482) vs Everolimus(エベロリムス)
- Cyclophosphamide(エンドキサン) + PEmbrolizumab(キイトルーダ)
上のうちNo.1のカボ+アテゾリズマブは、アテゾリズマブがニボルマブと同種の薬のため、私が受けてきた治療と重なるので、受ける意味がないので✗。
No.2はどちらの薬になるかコンピューターがランダムに決める治験で、もしエベロリムスに当たり治験を始めた上で薬が効かなくなった場合は、標準治療は受けられない。
私の場合No.3が今の時点で最適のようだが、今まで受けた薬(特に免疫治療薬の量)が治験の判定条件に引っかからないかどうか確認する必要がある。
どちらにしても治験を受けた場合で、その薬が効果がない場合にはいつでも標準治療に行くことができるのでオプションが広がる。(エベロリムス除く)
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と言うような説明を受けました。説明をしながら、「うん、僕はCAPERトライアルがいいと思う。」と言いつつ、私の主治医にも確認してくれて、この日はNo.3を勧めてもらいました。私もキイトルーダは受けてみたいと思っていたので、No.3が受けられるかどうか、次の面会までに確認をとってもらえるようお願いしました。