1回目の治療が終わって特に元気が出てきたとか副作用が現れてきたとかも無く、普段と同じ日々を過ごす事4日目の朝、いつも通りに催したため、一仕事する為にトイレへ。仕事が終わりトイレットペーパーを何気なく確認すると、ペーパーがうっすらとピンク色に染まっている。


エッ?


朝まだ薄暗く、眼鏡も掛けていなかったので、もう一度近づけてよ〜く観察した。


やっぱりちょっとピンクっぽい。


焦ってトイレを確認。ありゃ、ちょっとピンクだわ。


一気に手足が冷たくなって、改めてトイレに座り直して、冷静になろうと考えてみる。


えっと,生理が始まるはずは無いと思うし。(1年前に終了)

ちょっと便秘っぽかったけど、突然痔になる訳も無い。

薬の副作用で血便、血尿ってあったっけ?

お腹も痛く無いし、どこも何時もと同じ。

今日はこれから出掛ける用事があるのになぁ。

あ、でもこれはホットラインに電話しないといけないシチュエーションだわ。

ブツは流さない方が良いだろうな。


と考えて、お財布にしまっているカードを取り出しにベットルームへ移動。緊張の為冷たくなった手足を温める為に、指無し手袋と厚手の靴下を履いて、いざ、ホットラインへ電話を掛けました。




数回の呼び出し音の後、優しい女の人の落ち着いた声で,先ずはホスピタル番号を聞かれました。ゲッ、ホスピタル番号ってどこに書いてあったっけ?と焦りつつ、書類のフォルダーをひっくり返し、番号を見つけてオペレーターに伝える。その後、本人確認の為に生年月日、住所を伝えて、やっと「今日はどうしましたか?」と問われました。


ダイレクトに伝えるのは躊躇いがあったので、ウニョウニョとはっきり言わずに話ていたら全然解ってくれず、覚悟を決めて知っている単語を使って朝の出来事を話しました。とにかくポイントは月曜に免疫治療を受けた事とピンクのブツ。オペレーターの方もこれで状況が判ったようで、「次にどう行動するかを決める為に、今からいくつかの質問をします。通訳者を呼んで一緒に電話することも可能だけどどうする?」と聞かれました。通訳を呼ぶ程の事はないだろうと思い、通訳無しでこのまま質問してもらう事に。


質問の内容は覚えている限り次の通り。

- 体温は何度?(電話しながら体温計で計りました。35.x度だったかと)

- 頭痛は?

- 発疹や痣が出来ていないか?

- 手足が痺れたり、ピリピリしたりしていないか?

- 下痢は?食欲はあるか?吐き気は?

- 胸が苦しくないか?息は普通に出来るか?

- 咳は?

- 物がきちんと見えているか?

- 黄疸が出ていないか?

- 血は尿からか?便からか?


特に最後の質問は、自分自身どちらからがブツをピンクに染めているのか定かでなかったので、正直に判らない事を伝えました。


一通りの質疑応答が終わって、オペレーターが言うにはA&Eへは行く必要は無いが、血液検査、尿検査をする必要があるかもしれない。治療チームに連絡を入れるので、後からドクターより連絡があるとの事でした。連絡先を確認されて、これで一旦電話を切りました。




さて電話を切って先ず思った事は、ブツをどうしようかと言う事でした。このままだと誰もトイレが使えない。考えをまとめる為にもう一度トイレへ行ってブツを確認。あら?ピンクだったのが赤い色になって底に沈んでる。ん?これはなんだか前に見た事があるぞ…


‼︎ビートルート‼︎


を食べた後こんな事になった事があるなぁ。昨日ビートルート食べたっけ?あ〜2日前の昼間に2コ食べたワ… でも毎日ちゃんと出てるし2日前のが今頃出てくる?写真に撮っておいた方が良いかな?と、色々な考えが頭の中を駆け巡り…結局は自分の記憶に焼き付けて、意を決してブツを流したのでした。




ーーー続く