今学期もソウル出稼ぎをすることになった。
2008年の2学期から始めて、今学期で6学期目の手稼ぎ。
学期が始まる直前、台湾旅行から帰ってきた次の日に勤務地追加の
手続きで入国管理局で少々すったもんだあったけれど。
準備した書類もすべてクリアし、何とか第1回目の授業が始まる前に
勤務地追加の許可が入管から下りた。
毎学期、この勤務地追加許可申請の手続きがめんどくさい。
でも本来田舎大学の所属なので、他大学に出講しようとする時は入管
の許可が必要だと言われれば、合法的に就労するために手続きする
のは仕方ないかも知れない。ビザのタイプがそもそも私は弱いので。
しかも、今までは学期ごとに勤務地追加手続きをする際に手数料で
60000ウォン(≒4500円)払っていた。
5学期教えたので、合計で30万ウォンの出費・・・いやまてよ。
その上、前学期は手数料60000ウォン分の収入印紙を購入後に落とし
てしまって買いなおしたので、前学期までで実に36万ウォンの出費。
薄給には痛いなぁ…と思っていたけれど。
去年の秋ごろに入国管理業務に関していくつか法が改正されたらしく
勤務地追加許可申請の手数料は取られないことになった(らしい)。
収入印紙60000ウォン分をドヤ顔
で出したら突っ返された。
というわけで、今回は書類集めに苦労したけれど何だか得した気分。
・・・あら、ずいぶん長い前置きになってしまった。
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本題、つまり今日の備忘録はここから。
今日はそれで、ソウルの出稼ぎ初日だった。
前学期と同じ曜日で同じ午後の時間帯の授業なので、午前中のんびり
しつつ出発して、渋滞にもまれながらも1時間半前に学校到着。
まず、講師研究室に行こうとして、ドアをノックして入ったら。
そこはいつの間にか教授の個人研究室になっていた。
あわててお辞儀して飛び出し、講師研究室はどこか学科事務室に直行
して聞いてみたら。学科事務室も移転していて、もと事務室があった所
が講師研究室になっていた。学科内で引越し大会があったようだ。
新たな講師研究室は、とにかく狭い。
しかも、ネット環境が前に比べてよろしくない。
個人荷物の管理もしにくい。
他の講師の方たちもそろって文句ブーブー
されているそうだ。
週1回しか利用しない私でも文句を言いたくなるので、納得。
何だか迫害された気分になりつつ、準備をして教室へ。
そして、今学期はさらに新たな試練が待ち受けていた。
私が受け持つ授業は上級日本語だけれど、日本語の授業というのは
とかく受講生が多いので(第二外国語として、韓国語話者にとって一番
学びやすいのが日本語)毎学期初めは満員御礼
なのが常。
(その後ビシバシ鍛えすぎてドロップアウトする輩が毎回数人いる)
でも、今学期は未曾有の受講生の少なさで正直びっくりしてしまった。
もしかして閉講!?というほどの頼りない人数。
がしかし、授業をやってみると少数精鋭というか、実力が確かな面々が
そろってくれた。閉講になりさえしなければ、この学生たちにかなり密度
を濃くして日本語の指導をしてあげられる非常に望ましい人数。
ゼミ規模で授業を進行できれば、フィードバックも濃くできるし。
私はソウルの授業では聞く・話す・読む・書くの四技能をまんべんなく
学ぶことをいつも要求しているので、少数制は非常にありがたい。
・・・んだけれど。
10人以下で閉講になりませんように!
・・・とにかく祈るのみ。
授業が終わった後、受講生の一人が話しかけてきた。
世間話ついでにコーヒーをおごってあげたら、駐車場までついてきた。
「先生はなんで日本人なのに韓国にいるんですか?」という質問。
うーん、よく耳にする質問だけれど、日本人が韓国に住むというのが
そんなにおかしい時代でもないのだから何でといわれても…。
まあ、とりあえず留学するにいたった経緯を話してあげたら、やっぱり
先生は普通の日本人じゃないんですね、というような反応だった。
そんなことないわよ
この学生に「来週も授業来る?」と聞いたら「絶対いきます!」と
張り切って答えてくれたので、鍛えてもドロップアウトはしないだろう。
コーヒー一杯で学生を一人釣ったかも。

커피를 얻어먹어 놓고 다음 주 수업에 안 오기만 해봐라~ㅋ
今学期、生き残った学生全員にごはんをおごってあげよう。
・・・いや、そんな上から目線で物言いができる立場ではなかった。
まずは授業自体が生き残ってください。
なにとぞ。
を一緒にすすりつつまったり談笑する。
