2020年11月ぐらいからずっと介護疲れが来ていた。

ほとんど自分だけで母の面倒を見て、病院や介護スタッフとの話し合いも全て私がやって来たため、疲れが出るのは当たり前だった。

そんな中でも、相手方は基本的に私に押しつけるように立ち回り、相手方と話し合っていてはレスポンスが悪いため、結局は自分でやった方が早いという流れになり続けていた。

そのため、心身のバランスを崩し続け、遂に介護うつと診断されてしまう状態までになってしまった。


症状として、爪のでこぼこ、肌荒れ、胃痛、頭痛、関節痛、激やせ、声が出ない等がでた。

感情面では、いきなり涙が出る、無性にイライラする等。

それでも介護は休めず、私だけで面倒を見続けた。

週末は彼女が泊まり込みで介護を手伝ってくれたので、まだ気が楽だった。


こんなフラフラになりながらも、母は必ず治ると信じ希望は捨てなかったが、水口病院での治療は全く意味のないものとなって、余計に落胆した状況の上に相手方が私に罵声を浴びせたのが鬱の発症トリガーとなった。


相手方は、私に対して母の面倒を1人で見ている私に感謝や謝罪どころか、罵声を浴びせてきたのだ。 

私の電話から3メートルほど離れた彼女にすら聞こえるほどの大声で相手方は私に怒鳴り続けた。

しかも、全く介護とは無関係の20年以上も前の話で。

よくこんな非常識な対応が出来るなと思ったが、思い返せば相手方夫婦はいつも非常識だった。


とはいえ、やはり手伝わせる必要があるため、引くところは引いて話していたが、やはり引いてはいけない相手だった。

2021年の3月ぐらいになると、相手方と話せば怒鳴り合いのようになるのが常になり、私はますます疲弊した。

相手方は旦那を出して来て、介護負担を私に押しつけたい相手方夫婦は2人で私に怒鳴り続けた。

もう精神的に限界になった私は、代理人(弁護士)を立てたいと申し出たところ、それは勘弁してくれと懇願してくる始末だった。

とはいえ、話し合いにならないので、私も彼女も、母ですらこの状況では進展しないと分かって来ていた。