2020年5月5日から入院し、同年7月3日までの入院となった。

この期間、母は認知症が出てめちゃくちゃな事を言い出し、私は焦りから激痩せした。

2ヶ月間で実に11キロ減という痩せ方だった。

入院期間中に足首骨折については手術で治し、第4腰椎圧迫骨折については保存療法しかなかった。

手術については5月8日に行われたが、姉は仕事を優先し来なかった。

手術日当日は、私と私の彼女が付き添いをし、手術後にはドクターから説明を受けた。

認知症がひどいと言われたのがショックだった。

姉は仕事終わりにでも駆けつけるかと思ったが、当然のように私に任せたまま来ず、私に対してのお礼の言葉すら無かった。

非常識な姉だが、慣れておりまだ我慢できる範囲だった。

コロナ禍ゆえ、面会が出来ない状態のまま5月は過ぎ、6月にやっと面会が出来るようになった。

もはや顔つきが違っており、私が知る母の顔とは少し違っていた。

病院から出て、綺麗な夕焼け空のある日、面会に来てくれた彼女は母が変わってしまったことに気づき涙を流してくれた。

あの夕焼け空は今も忘れられない。

退院日の決定について、近江草津病院の相談員と一悶着あったが、デタラメな事をカルテに書くような酷いことをされた。

抗議したが、書き直しは出来ないと言われたため

あまり良い病院ではないと認識した。