毎日、5時すぎにオフィスを出て10分ほど歩いて電車に乗る。
だいたい5時23分の電車に乗れる。真冬のメルボルンはオフィスを出るころには真っ暗だったけど最近はまだ明るい。
電車に乗ってしばらくしてトンネルを抜けるとちょうど黄昏時の空が一番美しい時間になる。瑠璃色と緋色の空に木や家の影が影絵のように映えて本当に美しいなと思う。しかもほぼ毎日。ありがたや。。。
枕草子じゃないけど、春は曙。もうすぐ春だ(と思いたい。まだ全然寒い)から、きっと日の出のころの朝焼けが拝める時間も綺麗。
春になるとマグパイというカラスのような大きさの白と黒の鳥の産卵期でとてもアグレッシブになり、巣のそばを通る人を攻撃したりする。
恐ろしく大嫌いな鳥。でも鳴き声はカラスと違いとってもカワイイ。最近朝によく鳴いているのを聞くので産卵期が近いのかなと思う。
美しいものは美しく、美しいものは大好きだけれど、美しく見せようとするまがいものは時々騙されかけたり、どうも本質と違うという事が垣間見れたりする。そのフェイクは隠そうとすればするほど周りにはよく見えてしまう事もある。
綺麗ごとだけのブログは面白くない。かといって悪口ばかりのものは目すら通さない。
良いことしか言わない人もどこか胡散臭い。あるいは思いっきり距離をとってるのがバレバレだったり。(怖いのね~)
そういう意味でも、ありのままの人が好きと思ってしまう。飾らない人。素の人。頑張らなくても、ちょっと馬鹿でも、物を知らなくても、劣等感を隠して一生懸命な人、弱いところも見え隠れして、人間味があっていいなと思う。その人の味が出ているブログは好き。
情報収集のためだけに読むものもあるけど。
自分の一番きれいな瞬間を目に焼き付けてほしいけれど、そんな瞬間は黄昏時や曙の空のように一瞬だ、だからこそ、目に焼き付くのだ。
蒼穹の色が変わり、グレーもブラックにもなり、赤や黄色もあって全てが存在することの面白さを味わうのは悪くない。
いいところも悪いところもそういうレーベルを心に自分が貼っただけなんだなと思う。
泣いてもいい、怒ってもいい、笑ってもいい。これでいいと自分を肯定していけることで嬉しさと共に生きられる。