こんにちは!ダートグレード競走の変更内容に伴って、1/17(水)ブルーバードカップ(船橋)が南関東準重賞からJpn3に格上げされて開催されます。その他にも全国的なダート競走の体系の見直し・整備が行われ、中央・地方のダートグレード競走が大きく変更されます。いよいよスタートする2024年の新競走体系を整理して、ダートグレード競走を思う存分堪能したいので、あらためて整理しました。よろしければお付き合いくださいひらめき

 

  2024年ダートグレード競走整備

 

ダート三冠競走の創設

まずはじめに最大のトピックスと言っていいダート三冠競走の創設。昨年までは、ジャパンダートダービーのみ交流重賞でしたが、中央競馬・地方競馬の所属の枠を超えた3歳ダートチャンピオンを決定する全日本的な競走体系の構築という観点から、羽田盃・東京ダービーを南関東S1からJpn1に格上げ、ジャパンダートダービーをジャパンダートクラシックに改称、10月に開催時期が変更されます。この3競走がダート三冠競走となります。賞金の増額に加えて、三冠達成ボーナスも設定されています目がハート 

羽田盃:4月24日(水)

 大井1,800m・賞金5,000万円

東京ダービー:6月5日(水)

 大井2,000m・賞金1億円

ジャパンダートクラシック:10月2日(水)

 大井2,000m・賞金7,000万円

☆上記3競走優勝で8,000万円のボーナスを交付

 

上記のダート三冠競走の創設にあたり、トライアルと位置づけられたダートグレード競走を新設。2023年までは、ブルーバードCは準重賞。雲取賞・京浜盃・不来方賞は、地方重賞でしたが、Jpn重賞に格上げされましたニコニコ

ブルーバードC(Jpn3):1月17日(水)

 船橋ダ1800m・賞金・2,000万円

雲取賞(Jpn3):2月14日(水)

 大井1,800m・賞金・2,000万円

京浜盃(Jpn2):3月20日(水)

 大井1,700m・賞金・3,000万円

ユニコーンS(Jpn3:6月 ⇒ 4月27(土)

 東京ダ1,600m ⇒ 京都ダ1,900m

不来方賞(Jpn2):9月3日(火)

 盛岡ダ2,000m

 

その他の変更点

 

古馬

 
中距離路線の変更

開催日程・条件を変更。新年最初の恒例「川崎記念(Jpn1)」は4月のナイターで開催されますあんぐり

川崎記念

 1月下旬 ⇒ 4月3日(水)

ダイオライト記念

 定量 ⇒ グレード別定

名古屋グランプリ

 3歳以上 ⇒ 4歳以上

 12月上旬 ⇒ 5月6日(月)

名古屋大賞典

 4歳以上 ⇒ 3歳以上

 グレード別定 ⇒ ハンデキャップ

 3月上旬 ⇒ 12月19日(木)

 

 

短距離路線の変更

浦和競馬の最上位レースのひとつ「さきたま杯」がJpn2⇒Jpn1に格上げされ、上半期の短距離王者決定戦の位置づけになります指差し

さきたま杯
 Jpn2 ⇒ Jpn1
 4歳以上 ⇒ 3歳以上
 5月下旬 ⇒ 6月19日(水)

かきつばた記念

 ハンデキャップ ⇒ グレード別定

 5月上旬 ⇒ 2月29日(木)

 

 

牝馬路線の変更

エンプレス杯が、上半期のダート女王決定戦に位置づけられます。また、TCK女王盃を兵庫女王盃へと改称したうえで園田競馬場で開催されます。

エンプレス杯
 3月下旬 ⇒ 5月8日(水)
 グレード別定 ⇒ 定量

クイーン賞

 12月上旬 ⇒ 2月7日(水)

 3歳以上牝 ⇒ 4歳以上牝

兵庫女王盃

 1月上旬 ⇒ 4月4日(木)

 TCK女王盃から変更

 大井1,800m ⇒ 園田1,870m

ブリーダーズゴールドカップ

 8月中旬 ⇒ 8月27(火)

 

 

2・3歳

2023年まで園田ダ1,870mで行われていた兵庫CSの距離を1400m短縮、新たに短距離路線の目標レースとして整備されます。そのステップレースとして各地方とエリアでネクストスター(前哨戦)が実施されます。

牝馬は、マリーンCの出走資格を3歳牝馬限定戦に変更して、下半期の3歳牝馬チャンピオンを決める戦いになりますキメてる

ネクストスター北日本
 3歳・門別1,200m(※)
 4月中旬・ブロック限定

ネクストスター東日本

 3歳・川崎1,400m(※)

 3月14日(木)・全国交流

ネクストスター中日本

 3歳・名古屋1,500m(※)

 3月28日(木)・ブロック限定

ネクストスター西日本

 3歳・園田1,400m(※)

 3月28日(木)・ブロック限定

兵庫チャンピオンシップ
 1,870m ⇒ 1,400m
北海道スプリントカップ
 6月上旬 ⇒ 8月中旬
 3歳以上 ⇒ 3歳

マリーンカップ

 4月中旬 ⇒ 9月26日(木)

 3歳以上牝 ⇒ 3歳牝

 グレード別定 ⇒ 定量

 1,600m ⇒ 1,800m

 ※2024年。2025年以降は各ブロック競馬場にて持ち回り

 

※参考:日本中央競馬会🔗・地方競馬情報サイト🔗

 

まとめ

中央競馬と地方競馬の本格的な交流が始まった1995年から拡大したダート交流重賞競走、1997年に全国的な統一格付基準が導入。そこから四半世紀を超えるタイミングで大きな変革を迎えることになりました。芝とダートの両輪で日本競馬が発展し、世界で戦える競走馬が続々と誕生してくれれば、競馬人口も増え、魅力ある競走を作り続けていける好循環型サイクルが実現すると思っています。個人的には、ダート三冠競走の東京ダービー・ジャパンダートクラシックが同コースという点が何とかならないものかと感じていますが、2028年から段階的に「Jpn」表記の使用を取りやめるほか、様々な改革を進めていただけることに期待しつつ、今回の変革をきっかけに日本競馬界の更なる活性化、そして世界で戦える馬が続々と誕生することを期待しましょう流れ星馬流れ星

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️🙇‍♀️

競馬・POG・一口馬主で“競走馬育成シミュレーションゲーム”をやっているときのような楽しい日々が続きますように🌟🏇🌟