ホークスと致命的な一敗と。 | ペロリンちょっ!のブログ

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思い付きで更新しています・・・
最近はホークス関連ばかりですが・・・

バファローズとの3連戦はここまで1敗1分。

今日負ければほぼリーグ優勝は無い。

そのくらい追い詰められた状況だ。



負け。
先制はしたが、相手のミスで貰ったようなものだった。
そして4回にアルバレスのエラーから試合の流れを相手に渡してしまい、あっさり逆転されてしまった。
アルバレスのホームランで同点にするも、7回に嘉弥真が打たれて勝ち越しを許し、その後も止めることができずにこの回に4失点。
8回に栗原のホームランで1点返すも、最後はお決まりの代打明石まで披露したがそのまま敗戦。
ミスから負けた試合でした。
これが今のホークスの現状ですね。



●和田は3回までパーフェクトピッチング。
ところが4回、レフトへの打球をアルバレスが落球。
ここから流れが変わってしまった。
続く宗にヒットを打たれてノーアウト1.2塁、吉田正尚は三振に抑えたが、杉本、ジョーンズに連続タイムリーを浴びて逆転を許した。
全てはアルバレスのエラーから始まった悪夢だった。
和田は不運としか言いようがない。
「味方のミスをカバーしきれなかった」とは言うが、味方に足を引っ張られてしまった和田は責められない。
和田は久々の登板で、正直どうなのか不安だったが、ここにしっかり合わせて調整していた。
3回までのパーフェクトピッチングが報われない形で終わってしまったのは残念。

●2番手は渡邉雄大。
今シーズンの初登板が2アウト1.3塁で吉田正尚との対戦と、なかなか厳しい場面だったが、見事に打ち取ってピンチを凌いだ。

●6回からはスチュワートが登板。
6回はヒットを打たれるも3人で終わらせたが、7回に1アウトからセーフティバントの処理でミスが出た。
甲斐とスチュワートが2人でボールを追いかけて1塁に送球できず。
このランナーを足掛かりに送りバントとヒットで1アウト1.3塁に。
●ここで嘉弥真に交代。
宗、吉田と続く打順で嘉弥真に託したが、その嘉弥真はこの2人に打てれて失点。
全く仕事ができなかった。
前日は9回に吉田正尚を抑えるために登板したが四球で、2日連続でリリーフ失敗となった。
ただ、嘉弥真はこの3連戦で3連投。
ワンポイントとはいえ、今日で50試合目の登板となる嘉弥真に3連投はさすがに酷だ。
そもそもここ最近はワンポイントでも抑えることができない試合が多く、決して「嘉弥真に任せておけば大丈夫」という状態ではなかった。
今日の嘉弥真起用失敗はベンチの責任が大きい。
●嘉弥真のあとに津森が登板。
津森の使い方にも疑問が残る。
個人的には9回を任せるピッチャーになるのかな?と思っていただけに、ビハインドでの登板には驚いた。
●8回に登板した松本裕樹はきっちり3人で抑えて良かったですね。



●打線は2回にノーアウト満塁のチャンスを作るも、松田が三振、アルバレスがゲッツーと、このチャンスで得点できなかった。
相変わらずの得点力不足。
●3回に相手のミスでチャンスをもらって柳田の内野ゴロの間に1点取り先制。
タイムリーが出ないというのが今のホークスらしい。
●5回はアルバレスがホームランで1点取るも、6回には2アウト1.2塁でアルバレスが三振。
●8回に栗原がホームランを打つも、その他の打者はさっぱり・・・
●9回は先頭の谷川原がヒットで出るも、アルバレス、明石、三森が倒れゲームセット。
●兎にも角にも2回の満塁の場面でしょうね。
あそこで点が取れないから勝てない。
打たれた投手陣ばかりが目立つが、点の取れない打線は投手陣以上に深刻だ。
「抑え不在」なんて打線がちゃんと得点すれば全く問題にならないわけで、投手陣におんぶに抱っこ状態の野手陣にこそ問題がある。
そしてそれはこだわった選手起用をするベンチにも大きな問題がある。
いまさら何も変わらないだろうが・・・

●アルバレスがホームラン。
落球から失点に繋がり流れを悪くしたあとのホームラン。
これでミスを取り返したとはならない。
あのエラーから逆転を許し、流れも相手に渡してしまった。
和田も良いペースで投げていたのを狂わされた。
同点にしたくらいでは全く足りない。
2回の満塁でのダブルプレーや、その後もヒットは無く、ソロホームラン1本ではどうにもならない。

●8回に栗原がホームラン。
諦めない気持ちを持っているのは良いことですね。

●柳田が思うように打ってくれないですね。
今日はノーヒットに終わったし、前後のバッターが打てても柳田が打てないと打線が繋がらない。
実際はどうか分からないが、見ているとビハインドになると集中力の切れたようなプレーをする。
チームを引っ張る存在の柳田がこれではダメでしょう。
チームを鼓舞するようなプレーでもあればチームの雰囲気も変わってくるのだろうが、そういうプレーは本当にたまにしかない。
打撃成績を見れば悪くないが、やはり期待値よりは低い。
五輪の疲れもあるのだろうが、それでチームでのプレーが緩慢になるのなら悲しい限りだ。





●今日の敗戦でほぼリーグ優勝は無いですね。
工藤監督はこの期に及んでまだ「巻き返せる」と言っているようだが、まあ無理でしょう。
ここ数年はシーズン終盤に勝ちまくっていたが、それは終盤で戦力が整っていたからだ。
今シーズンは終盤に来て戦力ダウンですからね。
今までと状況が違い過ぎます。
それに比べて他球団は戦力が整っている。(もちろん完璧に揃っているわけでは無いが)
力の差は歴然。
今の1軍メンバーが現状でのベストメンバーなのでしょうから、これから何が変わるのか?
切羽詰まってファームから若手を上げて来るくらいしか思い付かないし、その若手が活躍する保証は無い。
いつまでもベテランや過去の実績にこだわってきたツケがいよいよやってきたということですね。
●ここからはとりあえずAクラスを目標に頑張ってもらうしかない。
ファームで結果を出した選手を上げてきてどんどん入れ替えていくべき。
あと、ユーティリティプレーヤーに拘るのをやめた方が良い。
外野しか守れない選手を1軍になかなか上げてこない傾向にあるが、明石や川島、そして髙谷も1軍に固定するのをやめればすぐに上げてこれる。
アルバレスも来年戦力として使えるかどうか分からないのでファームで鍛え直した方が良い。
今のままでは1軍の戦力(助っ人)としては役不足だ。
とにかく野手陣の大幅なテコ入れは必要でしょう。
甲斐も一旦外して新たな捕手を試合に出すというのも必要だし、今シーズンだけを見るのではなく、今後を見据えた選手起用をしてもらいたい。
上手くいけば、そこから今シーズンの浮上も無いとは言えないですからね。
何もしなければ何も変わらない。
工藤監督が動けるかどうかですね。