
失恋したときに行くなら、もちろん一人で自然の中。
失恋に限らず、辛いときは苦手な人混みがいつもに増して苦痛になるから
あまり人のいない、雄大な自然の中に身を置きたい。
以前、こころが傷ついて奈良の山奥の寺社を一人で訪ねたときのこと。
自分の足音以外何も聞こえないようなところで日光や風を感じると
ああ、私はまだひとりで両足でしっかり立てるんだってほんの少しだけ自信が持てたのです。
屋久島に行ったことはないけれど、屋久島の大樹はきっとそんな気持ちにさせてくれるような気がします。
ああ、樹のこころを聞きたいなぁ。
高校生の頃、樹が好きで美術室の前の桜の樹を描き続けていたことがあって
そのときも時折、樹に触れて、そのこころを聞いていた。
あの頃みたいに、樹に触れたいな。
「癒される」という受身じゃなくて
樹のこころを聞いて自信を持ちたい。
今、辛いことがあるけれど、負けないように。