アコギを始めて9ヶ月。

ピアノは相変わらず練習時間が減っていますが最近はギターとピアノに共通する点を感じることが多く、ギターで気づいたことをピアノで活かしたり、その逆があったりします。


最近思ったピアノとギターに共通する点は、鍵盤や弦に対する指の角度や力の入り方をジャストにするのが大事、ってことです。

当たり前すぎるし、そんなん出来てるわ!と思いますが、弾けていない時や難しくて焦っている時ほど指が変な形になって力が鍵盤や弦に伝わっておらず、ちゃんと音が鳴っていません…


ギターだと本当に鳴らないので自然とこの問題と向き合うことになりますが、ピアノだと軽い鍵盤のピアノなら一応は鳴ってしまうので「綺麗じゃないけれど、まあいっか」でスルーしがちでした…

だから、ちょっと重い鍵盤のピアノを弾いた時の音抜けがヤバいことが長年の悩みでしたが、最近この苦手意識が減ってきたように感じます。

ギターで毎日弦に力を伝えるための指の角度を必死に探すので、ピアノでもその感覚が適用されるのかもしれません。


また、ギターはリズムが大事とよく聞きますが、ピアノでもリズムについて考えることが増えました。

ギターではダウンストロークとアップストロークの円運動?みたいなのがあるし、左手の押弦と右手の運動をリンクさせるために背中からリズムを感じる必要があるので、結果的に身体全体でリズムを感じることになります。

対してピアノだと指先が横方向を行ったり来たりする運動のせいかは分かりませんが、弾いていてもリズムに対する感動がギターに比べると少ないんですよね…(勿論ピアノでも横方向の指先の動きだけで無く、身体全体の前後左右上下全ての運動が必要ですが、ギターは基本の動きですでにリズムを取ることを強要されるイメージです。)

ピアノでもギターのようにリズムを楽しむにはどうすれば良いか考えていますが、まだこれについては答えが出ません。


ここまではギター→ピアノのお話でしたが、最後はピアノ→ギターのお話です。

最近ようやくコードで弾いても一個一個の音を落ち着いて聴けるようになってきたのですが、「今の音は良かったな」とか「ベースの音がちょっとわざとらしいかな」とか思うことがありました。

ほんとギターは難しくてまだ弾くだけで必死ですが、少しずつギターから鳴る音自体を楽しめるようになっていると思います。この感覚は私にとって、ピアノを弾いている感覚と近いです。

これがもっと磨かれていくと、ピアノ演奏時に注意している、例えばレガート/ノンレガートとか強弱とか、色んなことをギターでも自発的に考えられるようになる気がします。


これからもピアノとギター頑張っていきます☺️