今はスリランカ七日目の夜である。

日本にいると365日仕事に遊びに飛び回ってる訳で、スリランカのアーユルヴェーダ施設にいる毎日は退屈であり普段考えないようなことを考える時間が出来るのであります。

改めて考える機会も滅多に無いので仕事について色々と考えてみた。

僕は高校時代にイベントサークルを始めてバイトもせずにイベントを主催してチケットを売ったり遊びで生計を立てていた。

この頃から好きなことでお金を稼ぐと言う思考は出来ていたと思う。


そして20歳の時にモテそうだからと言う理由だけでアパレルで起業した。

店の名前は『EWING』だ。

オープン直前に気づいたのがアパレル経験がないので服の畳み方がわからないのである。

急遽ドンキホーテで大量のハンガーを買ってきて服は全てハンガーにかけた。

知識はゼロだが自分が好きなものを仕入れて売れば売れるという自信はあった。

当時109-2オープンの年で盛り上がっていたのでイベントサークルで養った人脈をフル活用して色々な人気ブランドの茨城での販売権を取得できた。

当たり前のように流行りの服は売れて、この時初めてチケットを捌く以外での稼ぎ方を身につけた。


順調に経営していたがネット通販が普及していくと一気に売上は低迷してオープンから3年後には閉店。

その後タピオカ屋、バー、ライブチャット、モデル派遣、ホワイトニングなど様々な事業をやってきたが未だにやっている事業は一つもない。

ちなみに生まれて33年人生で就職した経験はゼロだ。

もちろんお金のない時期もあったがその場しのぎで何とか生きてこれた。

そして今のVTG GROUPの元になるエクステ専門店ValenTine’s Girlsを作ったのが25歳の時だ。

ヘアエクステが流行っていると言う理由で当時付き合っていた彼女と始めることにした。

今でこそ言えるが二人とも美容師免許は持っていなくエクステはグレーゾーンと言う風習だったので当時は無免許でやっていた。

現GALAXYの店長が当時他店で働いていてエクステもやっていたので、家までエクステのつけ方を教わりに行ったのを覚えている。

もちろん従業員は俺と彼女の二人しかいなかったので毎日出勤していた。

お互い大した休みも給料もなかった事を考えると当時の彼女には申し訳ない気持ちと、感謝の気持ちしかない。

因みにその彼女とは今でもたまに飲む心知れた仲だ。

個人事業主のまま2年程続けて27歳の時に3店舗目を出店するタイミングで株式会社BLENDを設立した。

BLENDは自分がやっていたイベントサークルから取った名前だ。

当時は店舗展開はそこまで考えておらず生活出来ればいいやって感じで何となく会社をやっていた。

しかし会社を運営していくうちに物足りなさが出てきてもっと大きい会社にするんだって気持ちが強くなってきた。

しかし気持ちだけが空回りして3〜4店舗目辺りが一番大変だった気がする。

この頃は自分が全てだと思ってたし会社は自分がいるから回っているもんだと勘違いしていた。


当時そうゆう事を教えてくれる先輩経営者もいなかったし全てが手探りだった。

そんな自己中心的な経営をしていたが、何かの拍子に気持ちの変化が起こった。

今まで自分本位で従業員のせいにしたり、問題は外側にあるとばかり思っていたが、全ての問題は自分の内側にあるんだってことに気づいた。

今でこそ当たり前の発想だが、自分でそれに気づけてからは従業員は疑うよりも信じる、任せるならとことん信頼して任せる、と言う考えになっていった。

これは表面上ではなく心からそう思わなくてはいけないのだ。

どんなことでも問題が起こったら全て社長である俺の責任。

誰が悪いとかは問題じゃなくて、そう考えられれば起きること全てが成長に繋がるなんてラッキーでしかないのだ。

この時に俺はやっと経営者になれたと思う。


気持ちが変化しただけで全てが上手く回り出して、そこからの3年間で10店舗程出店し、設立して6年目の現在では会社全体で25店舗まで成長した。

従業員に着服されたり、酔っ払って何百万も無くしたり、給料が足りなくて消費者金融行ったり、他にも苦い思い出は山程あるが全ては成長する為に必要だったと思っている。

そしてなんで店舗展開をしていくかって男として生まれてきたからには自分がどこまで出来るか挑戦してみたいってのが一番大きい。

もう一つは出店する度に新しい出会いがあって従業員という仲間達とどこまで広げていけるかって言う楽しみが大きい。

ただ店舗数を増やすだけだったら誰でも出来るし増やせば良いって問題ではない。

各地に出店して地域で必要とされる店を作って利益が上がっていけば従業員の待遇もどんどん良くできる。

毎年少しづつだが待遇を良く出来ているのも事実である。

今の目標は日本で一番働きやすくて待遇のいい美容グループを本気で作る事だ。

綺麗事に聞こえたとしても、それを実現する為にはどうしていけばいいかってことも明確に見えてきている。

33歳になって会社としても柱となる美容事業でやっと方向が定まってきたが、今でも美容事業以外だが開店しては閉店することも結構ある。

けど懲りずに挑戦したいって気持ちは年々強くなっている。

何故失敗したか毎回考えるが答えは全てポジティブだ。

失敗したのは挑戦したからであって、挑戦しなければ失敗すら出来ない。

失敗は挑戦したものだけに与えられる勲章だと思っている。

俺は人生をパズルに例えて考えたりする。

人それぞれ夢とか大きさは違えど、大きなパズルを完成させる為にはそれだけのピースが必要だ。

そのピースは成功失敗関係なく行動、すなわち挑戦することによって与えられるものだと思っている。

例え人生に何の意味のあるか分からないピースでも手に入れておけば後からそのピースは必要だったんだって気づく時がくるはずだ。

行動すればするだけピースが集まると思うと楽しくて行動せずにはいられないから俺は日々あちこち動き回っている。

そこで手に入るのは成功でも失敗でもなくて何かしらのピースなんだから行動しない理由はない。

そして今の時代関わる相手には絶対嘘をつかないことが大事だ。

お金は頑張ればいくらでも取り戻せるけど信用と時間は取り戻せない。

ましてや自分のことしか考えてない嘘は最悪だ。

嘘は何が良くないかって重ねた嘘の分だけ自分への自信がなくなっていく。


自信がオーラに繋がっていくんだからそんな人について行こうと思う人は誰もいない。


今の自分が素晴らしい人間だとはまだまだ思えてないけど、どこにも負けない素晴らしい従業員が集まって最高な組織が出来てる自信はある。


それはやはり嘘をつかずに真剣にみんなで幸せになる為にはってことを考えてきた結果だと思う。


ってことはやっぱ俺は素晴らしいってことでいいな。笑


ってな感じでこれからもブレることなく誰よりも多くのピースを集めてみんなで幸せを追求していきたいと思います。



世の中全員が幸せになる方法知ってるかい?


全員が自分自身を幸せにすることだよ。


ぺろーん