ロンドン大学は9月から5月のテスト終わりまでが一つのtermです。
テストが終わったら長い長期休暇になり、学生は思い思いのことをします。
しかし私は武蔵大学にも属しているので武蔵大学の必修や、ゼミなどに参加しなければいけません(笑)
ということで、本当の休みは日本の一般的な夏休みだけです。
ちなみに数学が苦手な私は、翌年もMath and Statsの科目があるため、夏休みも図書館に通ってましたTT
さて、International Foundation Programme(IFP)のテストは武蔵大学の2年生の5月に受けます。
これがロンドン大学に入って初めての公式のテストで、各年一度しかチャンスがないのでとても緊張します。
テストは時差はありますが、世界中で決まった時間に始まります。
首都圏在住の人は飯田橋にあるブリティッシュカウンシルで行われます。
テストの採点基準は
100点満点中40点以上で合格です。
グレードは画像の通りです。
テストは全て筆記で画像のような冊子と問題だけが配られます。
一年目の難しさは、内容より英語の表現力のなさに書きたいことがうまく書けないこと、
長文問題をエッセイ形式(私は5パラグラフ形式で書くように習いました)で書くため、構成を短時間で考えるのがとても難しく感じました。
私は大学に入るまでwritingの勉強を一切したことがなかったので、本当に苦労しました(笑)
参考までに点数です。
MathとStatsはどちらも40点以上を求められます。
やはり数学系の英語エッセイより計算式を書くものは点数が高いです。
エコノミクスは本当にギリギリです
よくできたと思った科目が意外と点数が低くてがっかりですが、
なにはともあれこれでようやく次の9月から本来の目的であるInternational programme(IP)を受講できます。
ここからはあまり書きたくないことにはなりますが、
PDPの受講を考えている人のためにはきちんとネガティブな情報も提供する必要があると考えているため書きます。
PDPは新しいプログラムということもあり、PDP全体を見てみるとパスレートは高くありません。
28人中IPに進んだ人は15人です。そもそもテストを受ける前にやめてしまう人もいます。
さらに私も結果発表後に知ったのですが、全てのテストに合格するのが条件ではなく、
最低2個以上合格してなおかつエコノミクスを合格すればIPに進めるそうです。
重要なのは全てのテストを合格した人は半分もいません。
私自身大学に入るまではここまで現実が厳しいことは想像もしていませんでした。
この問題についてはいろいろ思うことがあるので
次の記事では「PDPの理想と現実」をテーマに記事にしたいと思います。