「スーサイド・スクワット」 | PEROの映画狂人日記

PEROの映画狂人日記

町山智浩様を神と崇め、ライムスター宇多丸先生を師とするサブカル重症腐女子がヒマつぶしで見ていた映画の数が年に200本を超えて来たので、
これだけ見てるゾという自慢と自己顕示欲を満足させる為だけの映画日記ですがよかったら暇つぶしに。





「スーサイド・スクワット」
楽しみ過ぎて、待ちきれず仕事終わりの25時の六本木の4DXで見てきたよ〜!
公開前にまず、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でディカプリオのトロフィーワイフだった、マーゴット・ロビー演じるハーレークインのビジュアルにやられ、その相手役のジョーカーを大、大、大好きなジャレット・レトがやると聞き、もしかしたらもしかしたらヒース・レジャーのジョーカーを超えちゃかもと思っていたら、トドメとばかりに「トレーニング・デイ」「エンド・オブ・ウォッチ」のデビット・エアーが監督脚本と聞けば、ビジュアルだけじゃない厚みのある人間の心を抉る物語を想像するのが映画好きってもんじゃないかしら?
感想は…




えっ…
続きはブログで#ペロの映画狂人日記


とSNSに投稿して早一週間…全然書く気にならなかった…なぜならクソ映画だったから。
そう、この映画全然面白くないっす。

期待値を上げすぎた私だけのせいではないハズ!!

今回はそんな、え、半年もお互いの家を行き来していたのに友達ってどういう事って感じで、期待を裏切られた私が怒り全開でネタバレ全開で書くので4649!!!!


説明不要だと思うけどあらすじは
スーパーマンが死んでしまった世界でA.R.G.A.Sを指揮する政府高官のアマンダ・ウォーラーは、娘を愛する殺し屋デット・ショット、ジョーカーの彼女ハーレー・クイン、強盗のキャプテン・ブーメラン、炎を操るメキシカンギャング、エル・ディアブロ、ワニ人間キラー・クロック、などを集めた部隊、その名も”スーサイド・スクワット(自殺部隊)を結成し悪に立ち向かう。

上にあげた予告編の方が面白い。てか、予告編以上の面白いことが起こらない。
スーサイド・スクワットを集めたアノむかつく政府高官の黒人のババァ(レイシストじゃないよ映画のせいだよ)のせいでエンチャントレスが怒って事件が起きたとしか思えないし。
こんなムカつく奴は最後に死んでもらわないとヌケないと思ってたら、その黒人のババァは死なないし。
最強の敵のはずのエンチャントレスはビジュアルがいいだけで弱いし。
エズラ・ミラーがフラッシュの役で出てたらしいけど分からなかったし。

よく言っても本編なしの総集編。

メキシカンギャングのエル・ディアブロの描き方だけはさすが元ギャングのデビット・エアー節だったけど尺が少なすぎて感情移入するまでには至らず…ま、それは登場人物全員に言える事なんだけど。
キャラ説明をいちいちしなきゃいけないのに人数が多すぎてそれを説明しきれない事で登場人物の魅力が半減してるのが残念、せっかくみんなビジュアルはいいのに。
ロシアの刑務所まで殺人鬼の話を聞きに行ったジャレッド・レトのメソッド演技もカットされまくって生きてないし。
デビッド・エアーメソッドで「フューリー」でもやった登場人物同士に殴り合いをさせてから演技させてたらしいけど、この映画でそんな事してたんだったら笑い話にしかならないよそのエピソード!!

これって各キャラ一本の映画か、ドラマにして1シーズン一人にしてじっくり人物を描いてから映画にしたら良かったのに。
ハーレークインとジョーカーの話なんて、もっと知りたいしずっと見ていたのにさわりだけ。「トゥルー・ロマンス」みたいなバイオレンス・ラブロマンスに出来るのに。


エル・ディアブロの話はデビット・エアー監督の得意技なんだからギャング同士の抗争をもっとハードコアに見せて彼がどのような環境で人格がどのように形成され力を封印するに至ったかを大人のドラマにできるし。


キャプテン・ブーメランは強盗ものとしてガイ・リッチー映画みたいなクライムコメディにするとかできるじゃんYOOOOOOO。





そろそろDCは真面目にアベンジャーズをヒットさせNetflixのオリジナルドラマ(デアデビル最高!!!)も成功しているマーベルから本気で学んだほうがいいと思う。



ハーレークインは殺人的に可愛かったけどね。




はーーーーーやっと書けた。
(自己満足)


あ、ウィル・スミス忘れてた!

いつものオレ、オレが無くて良いパパだったからウィル・スミスは良かったケド、ここ10年くらいウィル・スミスの出ている映画はダメダメだから、映画がクソだったのはウィル・スミスの呪いだと半分本気で思ってる。