- 皆殺し映画通信/カンゼン
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ドラマの続編にお金をかけただけのTHE MOVIE、ベストセラーを何も考えずに作った映画、流行ってるからってなんとなく作った映画の予告編を映画館で見てダレが行くんだろうこの映画と思っていたら、公開週に興行成績一位…
どーーーーーーなってるのよ!!!!!!
面白いの?と、思って見るとやっぱりつまらない。
だから日本映画はほとんど好きな監督しか見なくなってしまったケド、それじゃ映画好きって言えないじゃないかと思っていたところにこの本。
少ないお小遣いで映画代をやりくりしてる身としては、転ばぬ先の杖。
いま流行っている日本映画メッタ斬り。
見たいけど海賊と呼ばれた男を読んで、この人は怪しいなーーーと思っていた百田尚樹さん原作の「永遠の0」評はきっと日本ではココでしか読めないんじゃないかと思います。
他には「R100」「劇場版ATARU~」「めめめのくらげ」「ルパン三世vs名探偵コナン」などなど怪しい映画を「ハート・ロッカー」のウィリアム・ジェームス一等軍曹のようにカラダを張って爆弾処理していってくれます。
宇多丸師匠もムービーウオッチメンになってからゴミ映画評が少なくなってしまったので本当に助かります。
そして巻末の松江監督との対談も最高。
いまの日本映画の悪いところがなんなのかと考えさせられる一冊でした。
映画を観る上で映画評も本当に大切ですね。
今日はこの辺でさよなら、さよなら、さよならーーーーー。