振り返るのが俳句だけでいいのか?という疑問は置いておいて。

 

 

2020年の自薦10句

 

ぽふぽふと山折り線の麦踏めり

 

佳い客と嫌な客ありわらびもち

 

九龍の跡に緑地や猫の恋

 

仮の名に振りむく猫や草の花

 

ぎゆるぎゆるとドラゴン出づる曝書かな

 

蝉の歌みんな求婚かよと吐く

 

ポケットに星色のレゴ賢治の忌

 

ヒロインを気取る足取りリラの花

 

花束を抱へるやうに月見豆

 

くりかへす名もなき家事や稲の花

 

今年は夏雲システムを使った句会デビューとzoom句会デビューを果たしました。

 

なんとなく掴めた思ったことことがすぐに逃げていく。そんな俳句2年目でした。

 

年が明けたら俳句3年生です。

 

 

こちらは夏なので大晦日気分はゼロなんですが、年越し蕎麦だけは食べます。

 

皆様も佳いお年をお迎えください。