こんにちは。
先日、お客様から骨董の世界の話を伺いまして。正直、骨董の世界は惹かれるものがありながらも、まだまだ難し過ぎて、遠い世界のように感じてしまう節があります。が、その中で尾形光琳がそうとうな放蕩家だったことを知り、ぐっと興味が。。今更ながら、光悦の存在も知ることが出来て、良いお話をしていただきました。
さて。
そんな琳派とはかけ離れていますが(笑)、今日はこちら。
1986 Art Of Noise Paranoimia
思いっきりアイロニカル。この曲もですが、その存在自体もそうですね。82年のMalcolm McLarenのDuck Rockや翌年のYesのLonely HeartをTrevor Hornがプロデュースし、Art Of Noiseに繋がっていくのは、とっても有名だけど興味深い話。(80年代のMalcolm McLarenのサウンドもかなり格好良いですよね!)
歌詞は言葉遊び的な感じで、かなりヒップホップ。時代の最先端といわれる所以は取り入れ、解釈からか。Trevor Horn、そしてPaul Morleyの敏感で鋭利な感覚の良さを感じます。
こちらは1989年版。
少し前にArt Of Noiseを店でかけていたら、リアルタイムで聴いていたという方。ロックファンからは(若干?かなり?)邪道と思われていたそうで、Art Of Noiseのレコードを買って家に帰っている途中で、友達に合った際、「お前、そんなの聴きやがって!」って怒られたよ、、なんて当時の話をして下さいました。厳しい時代ですね(笑)
時代は変わって、今はあんまり聴かれなくなっている。または、知らない、忘れられていそうですが、Talking Headsとともに頻繁に聴きたくなるのでした。
では、また。