帳は帷とも
こんにちは。
今日はCLASSより。
CLASS Monastic
一見、何っと思ってしまうような服はスリーブレスのジャケット。
生地の質感とジャケットのパターンが相俟って、ふわっとなったり、ピシッとしたり。
スっと落ちていくようなラペル。独特過ぎるくらいの雰囲気を醸し出しています。
スリーブレスと言っても、フレンチスリーブくらいは生地が残っており、レイヤードした際の面白い表情を。
レイヤードのスタイルはここ２年ほどとっても気になっていろいろ試しているスタイルですが、Tシャツやシャツの上からはもちろん、ジャケットに重ねたり、中に着たりと、多様なスタイリングに使えそうです。また、この長めの丈はショーツとも絶妙なバランス。ぜひ試していただきたいです。
では、ディテールを。
襟腰、地襟ともに共地で。
ウール素材ではちょっと珍しい仕様のようにも思える仕上げのせいか、襟はやや膨らみがあるかのよう。
そして、肩を真ん中でとって、肩のない作り。
ここから生地がすっと落ちていきます。
動きを考えてのダーツに。
深めのセンターベント。
後ろは余計に生地がふわふわと。動きが出ます。
ハンドによるポケットの仕上げは好きなディテールの１つ。
そして、背抜き故の綺麗な仕上げ。
見れば見るほどに（また見えるだけに）、その作りの良さに感心してしまうほど。
画像では伝わらないかと思いますので、ぜひ店頭で。
最後に生地。
真っ黒ではないような黒に、薄くストライプの入った生地はウールボイル。
この素敵な生地は、バレンシアガがコレクションで使用した生地らしく、いつのシーズンかは分かりませんが、きっとニコラ・ジェスキエールの時代かと。
あまいボイルは光かざせば透けても見えますよ。
室内なら夏でも。
今日はイエローとの２トーン。
CLASS Monastic
size 2
\69000 +tax
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