梨木香歩さんの作品が好きで
特に「からくりからくさ」で
染色、織物に少しだけ興味を持ちました。
芸文の本屋さんで
先日購入した一冊。
志村ふくみさんのエッセイ「色を奏でる」
繰り返し読んで
その言葉に感じるところがたくさんあって
少し書きます。
ジャコメッティ(画家)の
「すべての色の基調は灰色(グレー)だ。
パリが好きなのもその灰色のためだし
人生そのものが灰色ではないか。」
という言葉
ジャコメッティを愛してる画家さんに
タイミング良く質問できてラッキーでしたが
それを音楽に置き換えるとなんだろう、
と考えてます。
「植物染料の基本もじつは灰色。
科学染料のようにきっちりと割り切れるものではなく
どこかに不純物が交ざっているが
色そのものはそのために濁るのではなく
本来の色をきわ立たせる。
不純物が交ざりながら純粋な色彩というのは
一見矛盾しているようであるが
事実なのである。」
詩人の大岡信さんが志村さんと話し
「言葉と力」という文章にされた
美しい桜色は
花びらからではなく
ゴツゴツした木の皮や枝から染めること。
「花はすでに咲いてしまったのだから
そこから色は出ないのである。
木全体の一刻も休むことのない活動の精髄が
桜の花びらの色となるのだから
言葉の世界の出来事と同じではないか。」
街路樹を見上げたら
たくさんの蕾に驚いた一月のはじめ。
一年でいまの時期が一番好きです。
梅が咲くのが待ち遠しい。
「草木のもっている色をできるだけ損なわずに
こちら側に宿すのである」
色をいただく、という言葉がありました。
楽器の音も、いただいていると思います。
特に「からくりからくさ」で
染色、織物に少しだけ興味を持ちました。
芸文の本屋さんで
先日購入した一冊。
志村ふくみさんのエッセイ「色を奏でる」
繰り返し読んで
その言葉に感じるところがたくさんあって
少し書きます。
ジャコメッティ(画家)の
「すべての色の基調は灰色(グレー)だ。
パリが好きなのもその灰色のためだし
人生そのものが灰色ではないか。」
という言葉
ジャコメッティを愛してる画家さんに
タイミング良く質問できてラッキーでしたが
それを音楽に置き換えるとなんだろう、
と考えてます。
「植物染料の基本もじつは灰色。
科学染料のようにきっちりと割り切れるものではなく
どこかに不純物が交ざっているが
色そのものはそのために濁るのではなく
本来の色をきわ立たせる。
不純物が交ざりながら純粋な色彩というのは
一見矛盾しているようであるが
事実なのである。」
詩人の大岡信さんが志村さんと話し
「言葉と力」という文章にされた
美しい桜色は
花びらからではなく
ゴツゴツした木の皮や枝から染めること。
「花はすでに咲いてしまったのだから
そこから色は出ないのである。
木全体の一刻も休むことのない活動の精髄が
桜の花びらの色となるのだから
言葉の世界の出来事と同じではないか。」
街路樹を見上げたら
たくさんの蕾に驚いた一月のはじめ。
一年でいまの時期が一番好きです。
梅が咲くのが待ち遠しい。
「草木のもっている色をできるだけ損なわずに
こちら側に宿すのである」
色をいただく、という言葉がありました。
楽器の音も、いただいていると思います。
