今日は小6の2人の生徒さんが演奏コンクールを聴きに行きました。
1人は先週の突き指を乗り越えたピアニスト志望ちゃんですが
もう1人は、先に習い始めた妹さんの影響でレッスンを始めたお兄ちゃん。
昨年夏の発表会で、彼が自分で選んだ
バッハのインベンションとクレメンティのソナチネをかなりカッコ良く弾ききり
先生たちの間でとても評判が良かったのに加えて
帰りのエレベーターでも全然知らないおじさまに
「君、すごく良かったよ」絶賛されたようで
やる気がぐぃ~んとアップして今回コンクールに初参加
2人共それぞれの魅力を感じさせる素敵な演奏だった、と私は思います
Nちゃん、Yくん、お疲れ様でした
上手いに越したことはないけれど
若い(幼い)時に大切なのは
見てくれの良い形を作り込むことよりも
音楽に対する真っ直ぐな成功体験だと思います。
進路を決めた小学生の頃からずっと習っていた大学の先生は
とても可愛がって下さったけど
当時はとにかくめっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃくちゃ怖かった。
レッスンにお伺いして毎回泣きながら帰った記憶しかないけれど
でも今思うと、有り得ないくらい肯定して下さってたんだよなぁと。
「アメと鞭」なんてぬるいものではなく
先生はただ音楽と向きあってたのかなぁと。
まだ私にはわからないんですが。
形なんて普通は一番後から出て来るべきものだと思うけどな。
演奏だけ最後まで聴いて急いで私はしらかわホールへ
しらかわホール主催の第2回知的音楽講座
チェンバロ制作・調律師の佐藤俊二さんが講師をされた
「優雅なチェンバロの世界」のラスト30分に滑り込みました
お話は終わってしまっていたけど
チェンバロに触れたこと(試弾)と
長久真美子さんの演奏するバッハとフレスコバルディを聴けただけでも満足
↓試弾タイム風景~いつもお世話になっている
チェンバロ製作者加藤さんも講師としてこの中のどこかにいらっしゃいます
ブログ冒頭にアップを載せました。素敵すぎる
↑フランドル様式二段チェンバロL.ルッカース1638モデル
↓ドイツ様式二段チェンバロM.ミートケ1703?モデル
帰り際に、同じ世代の女性から
「ピアノの山内さんですよね?」と声を掛けられました。
てっきり同業関係の方かと思ったら
9月の宗次コンサートを聴いて頂き
それで私のことを覚えていて下さったそうで
ブログも見て下さってると
演奏した場で声を掛けて頂けることはあっても外ではまずないので
めちゃくちゃ嬉しかったのです~
ブログ書いてて良かったぁ~
ピエールを可愛いと言って頂けましたのです
2月26日の宗次ディナータイムコンサートも頑張ります
皆様、是非聴きに来て下さいね
そして私を見かけられましたらどうぞ声を掛けて下さい
お待ちしています
チケットのご予約は私の方でも承りますperleatsuko@yahoo.co.jp