続きです

Kコースを意味あるものにするためにクリアすべき条件とは


1. 小学校のカラーテストは80点以上とれている

2. 宿題は欠かさずやる(まるつけ解き直しまで)

3. 出題範囲の決まっている漢字テスト、単語テストは毎回満点を目指す (結果的に1つ2つのミスは可)

4. 必修テストの結果が、Future(Kコース版WIN)に掲載されるレベルを目標に既習範囲を仕上げる


このよっつです!!


1.について

Kコースの算数は、基礎的な知識はすでに身についている前提で授業が進む印象です。

小学校のカラーテストは、平均が80〜85点らしいので、毎回8割もないということは、基礎的な部分で何かしらあやふやなところがあるのだと思います。その場合はまず、Kコースに入るよりも公文や個別で強化したほうがよさそうです。といいつつ、うちの娘、算数は75点をとってきたことが2度ほどあります笑


例外として、英語はアルファベットも覚束ないというレベルでも大丈夫かと。基礎から丁寧に進めてくれるので、逆に英会話や他の教材で継続的に勉強してきた人には最初のうちは簡単すぎるかもしれません。

Kコースでは、小6までに英検3級取得を目指します。ここで注意したいのは、すでに3級を持っているから受講の必要はない、と考えてしまうのは危険ということです。

英検については、過去問を用いてある程度のトレーニングを積めば、きちんと理解していなくても合格できてしまうという面があります。

3級をもっているか、ではなく、3級レベルの内容を理解できているか、で判断する必要がありそうです。


2.については書いている通りで、これが習慣としてできるようにならなければ、中学生以降特訓に残っていくのは厳しいのではないかと思います。


3.について

Kコースは授業時間も短いし、全体的にゆるい雰囲気です。クラス内でかなり学力の差があり、宿題や小テストの勉強をやってこない子も少なくありません。そうした中にあって、満点に近い結果を出せば、当然先生から褒められますし、クラスでトップを取ることができます。

どんな規模のテストであれ、このトップを取った経験があるというのは非常に重要だと考えています。

何度か続けばもうその座を譲りたくなくなるものです。

出題範囲が決まっており、覚えさえすれば確実に満点が狙える小テストは、トップを経験させる絶好のチャンスだと思います。


4.について

現状T1に在籍しているふたりはFuture常連、T2のひとりも時々掲載されていました。

特に算数は、T1の2人は毎回ほとんど満点だったと記憶しています。

それでもこのふたり、現状T1では、数学最弱レベルなのが恐ろしいところです。

ただし、Future常連だったけれども、現在はレギュラーという場合ももちろんあります。これはKコースに入るまでの先取り学習により、小学校時代はアドバンテージがあったものの、2.3.の条件はクリアできていなかったケースだと思います。



いかがでしょうか。

おそらく、普通の小学生がやれといわれてひとりでできるものではないと思います。

ひとりで完璧にこなせる子は、そもそもKコース不要だと思いますし。


つまり、Kコースを意味あるものにするには、親の介入が絶対に必要です。

どの程度の介入が必要かは子どもによって違うと思いますが、少なくとも、上に挙げたよっつの条件を満たしているかを随時確認し、満たしていなければ対策を考えるということは必要だと思います。


我が家の場合はがっつり介入していました。

娘は、わからないと大泣きしてやる気を失うタイプだったので、親も一緒に問題を解き、わからないところはすぐに対応できるようにしていました。

なぜこの程度のことがわからないのかとイラつくこともしばしばでしたが笑


当時は中受していない小学生としては、かなり勉強していたと思います。

たびたびお友達の誘いを断っていたので、「中受しないのにそんなに勉強あるわけない、私たちと遊びたくない口実でしょ!」と陰口を言われることもあったり、、、

でも、そういう人たちがいない高校、学習意欲が高く、努力できる人がたくさんいる高校に進学したい、という思いが、少なからず今の娘のモチベーションになっています。


結局のところ、よほど地頭が良い場合を除けば、Kコースに限らず、小学生の間に高校受験を見据えた学習をどのくらい積み重ねられたか(机に向かう勉強に限らず)、そしてその学習量を維持できているか、が中学でも特訓クラスでいるためには必要なのかなぁと現時点では感じています。


とはいえ娘も成績のアップダウンが激しく、この先安泰ではないので、中2夏以降、また変化があるのか、それとも変わらないのか、引き続きウォッチしていきたいと思います。