本日の夜のつぶやきはアクセサリーのことは出てこないので
(子供のことです)興味のある方だけどうぞ。
 
 
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息子が無事に卒園しました。
卒園式は号泣する準備が出来ていたというのに
もうきっとみっともないくらいに泣くのじゃないかと思っていたのに。
 
前日にしっかり用意した園グッズ一式を自宅にキレイさっぱり忘れてしまい、夫婦ともに青ざめるところからのスタート。時間ギリギリながら夫に取りに戻って貰うことでなんとか間に合ったものの、卒園式開始直後に夫の些細な行動を見逃さずに壇上から「お父さん、なんでそんなことしてるの!!??」と大声で指摘する息子。失笑の漏れる保護者席。再び青ざめる私たち。
 
その後も「子供たちからの歌のプレゼント」という最高の泣きポイント(感動的な歌詞で泣かずにはいられない系)で歌いながらピアノ演奏の真似事をするというトンデモ行動を連発する息子氏。は、はやく無事に終わってくれ、いや終わって下さい…!!と祈るような気持で式を終えたのでした。違う意味で泣けた卒園式でした。
 
 
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息子に居場所を与えてくれた幼稚園に私は本当に感謝しています。
妊娠・出産時には息子の障害はわからず、成長するにつれて明らかになった頃には私たち親子は健康な子供たちの集団からはすでにはじき出されていました。正確に言えばはじき出されたというより、居場所が知らないうちになくなっていたという感じが近いかもしれません。
 
心身に障害のある子供たちが集まる施設で様々なトレーニングを積みつつ幼稚園に通うことになったものの、当たり前のことが当たり前に出来る「普通の子供」たちの中に入っていくことが本当に怖かった。
 
それでも幼稚園の先生方は息子がどんな状態であっても受け入れてくれて、間違った事をした時には理解の乏しい息子にもわかるように注意してくれて、普通のことが出来ない息子のために様々な工夫をしてくれて。
幼稚園は居場所がなくなって孤独だった私たち親子も少しずつ人の輪に加わることが出来る、大切な大切な居場所になりました。
 
許されるならもう一年幼稚園に通いたいくらいです。
でもそれはかなわないことなので、これからは新しい環境でまた一からのスタートとなります。まずは淡々といつものペースで頑張れるように。一歩ずつ進んでいけますように。息子が笑顔で過ごせますように。