美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳 -7ページ目

美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

一美容皮膚科医の想い

東京都渋谷区 原宿 表参道
ペルラクリニック神宮前院長
本田淳のブログ

いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。美容皮膚科 ペルラクリニック神宮前 院長の本田 淳です。

 

当院は、院長が診察から治療まで一貫して施行すること(ワンドクター制)を特徴としています。

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以前のアドレス、info@perla-j.jp は現在ご利用になれませんメールでのご予約・ご相談の方は、こちらのフォーム https://perla-clinic-j.com/inquiryよりご連絡ください。

 

 

 

以下本文となります。

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本記事で紹介する治療は、保険適用外の自由診療です。

体験談はあくまで個人の感想であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。  効果や経過には個人差があることをご理解ください。

当該治療は高周波を利用した非侵襲的なたるみ治療ですが、一時的な紅斑(赤み)、軽度の浮腫(むくみ)、治療部位の違和感、表皮剥離、熱傷等の副作用を生じることがあります。

より詳細な副作用・費用・治療内容・リスクについては診察時に個別にご説明しております。

 

 

今回は、50代女性 治療3か月後アンケート結果となります。

 

掲載にあたり、ご本人の承認を得ています。

 

率直なご感想は、今後、同治療をご検討いただいている方々の参考になるかと思います。

 

(院内資料とする質問内容は省略させていただいております)

 

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1.      現時点の効果についてどのようにお感じでしょうか?

-1悪化    不変   1 改善   2 非常に改善

 

2.      期待値に関して

期待に及ばなかった     期待通り      期待以上
 

3.    効果が最大化したのは、いつ頃でしょうか?  

   1〜2か月頃

 

 

4.      副作用・有害事象はございましたか?あれば具体的にお書きください。

   なし
 

5.      継続して受けたいと思われますか?

   はい    いいえ
 

6.      他人に勧めたいと思われますか?

   はい    いいえ
 

7.  当該治療はたるみ治療ですが、オフターゲット効果として肌質の改善等がございます。何かお感じになったことがございましたら、ご教示ください。

口周りのたるみに効果を感じました。また、毛穴が小さくなり、お化粧のりが良く、友人から肌がキレイと褒められました。


8. 他の治療と比較して、どのような感想をお持ちでしょうか?   

 

過去に受けたハイフ治療は痛みがあり効果が感じらませんでしたが今回は痛みもなく効果が感じられたのでまた続けたいと思いました

9. 他に何かご意見がございましたら、自由にお書きください。   

 

痛みのないたるみ治療を継続できればと思ってます。先生の丁寧な施術は安心して受診できたのでまたよろしくお願いします。

 

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以上となります。
 
貴重なご経験を共有いただき、心より感謝申し上げます。
 

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◆ 東京都内の他、埼玉、千葉、神奈川等近県、日本全国からご相談をいただいております。


 

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いつも当院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

美容皮膚科 ペルラクリニック神宮前 院長の本田 淳です。

 

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お手数をおかけして申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

 

 

 

以下本文となります。

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前回の続きです。
 

The Immunologic Spectrum of Biostimulators and Its Clinical Importance

 

 


緑字は私の低レベルなコメントですので、お読みになる必要はございません。
当院では、バイオスティミュレーターを現段階では積極的に用いていません。

あくまで中立的な見方・コメントをしています。

  • バイオスティミュレーターに対する免疫応答に影響するその他の因子
    マクロファージの表現型のスイッチングは、他の細胞とのクロストークや局所微小環境によって影響を受ける。これは主としてin vitro研究で示されているが、in vivoにおける多くの因子も関与している。施術者は、バイオスティミュレーターの選択と治療結果の予測を行う際に、これらの因子を考慮しておく必要がある。患者の遺伝子プロファイルはサイトカイン反応や免疫反応に影響を与える可能性があり、遺伝子変異が免疫経路に及ぼす影響を際立たせる。したがって、バイオスティミュレーター注入に対する反応は個人ごとに異なる。
    加齢は細胞機能、局所微小環境、免疫応答を変化させる。免疫老化、マクロファージ機能の調節不全、免疫応答の遅延は、加齢と関連することが示されており、バイオマテリアル注入による望ましい臨床効果を妨げる可能性がある。疾患や薬剤による免疫抑制も、バイオマテリアルに対する免疫応答に大きく影響する。

    バイオマテリアル注入に伴う組織外傷は、損傷関連分子パターン(DAMPs)を生じ、それらはマクロファージや樹状細胞上のパターン認識受容体によって認識される。重度の外傷および関連するDAMPsは炎症反応を惹起し、免疫応答をM1分極に偏らせ、マテリアル界面でのマクロファージ融合を促進する。このことにより、CaHAを注入された坐骨圧迫部位でFBGCが観察された理由を説明できると思われる。バイオマテリアルの汚染について、細菌のリポ多糖やリポプロテインの混入し起こりうるが、それらはマクロファージのM1分極を強く促し、バイオマテリアル界面にFBGCが形成されるのを強力に促進する因子となり、結果として線維化を伴うFBRを引き起こす。そのため、バイオスティミュレーター注入時には無菌操作が必須である。非滅菌手技がフィラー注入の遅発性合併症の原因としてしばしば報告されているにもかかわらず、バイオスティミュレーター注入時に最適な無菌操作が実際に用いられることは依然として少ないが、CaHAのようなバイオマテリアルの再生特性を期待する場合には重要である。

    バイオスティミュレーターのレオロジーもまた結果に影響しうる。剛性は細胞運命や機能に影響を与え、マクロファージ極性化にも関与する可能性がある。バイオマテリアルの希釈も結果に影響する。1:1で希釈したCaHA-CMCは、マイクロスフィアの細胞へのアクセスビリティを向上させることで、バイオスティミュレーション特性を改善した。これは低G’(storage modulus せん断貯蔵弾性率)およびM1分極の減少にも関連する可能性がある。PLLAの希釈は炎症を減少させる。大量のボーラス注入は肉芽腫形成と関連し、過剰な炎症反応を示す。

    phenotype switchingという表現は、マクロファージの可塑性を示唆しているのでしょうが、何度も述べているようにin vivoではM1/M2の明確なスイッチングはまれです。スプクトラムとして理解されています。前回、AIによる論述もご紹介させてたいただいた通り・・「M1/M2分類」はもともとTh1/Th2パラダイムに基づいて提唱されたもので、M2a、M2b、M2cなどに細分化されましが、これはin vitroでの刺激条件に基づく便宜的分類であり、実際のin vivo環境とは乖離しています。とはいえ、当該論文はこの古典的な表記を採用していますので、基本的にそれを引用しつつコメントを書いています。
    DAMPsがTLR経由でM1分極を誘導することはありますが、FBGC形成はIL-4/IL-13依存の融合経路ですので、M1分極との因果は以下略。あえて申し上げると、M2a分極誘導ですが、前記事で書いたように融合以降は別の話・他の表現型をもち以下略

    汚染・コンタミでもM1分極を誘導しますが、(繰り返しになりますが)FBGC形成はM(IL-4/IL-13)環境で起こるので、因果が矛盾しています。
    希釈や投与量で炎症反応をある程度は制御できるかもしれませんが、単純化しすぎです。



     

  • 再生型および置換型バイオスティミュレーターの臨床的意義
    置換型バイオスティミュレーターはコラーゲンを用いて加齢によるボリューム減少を補うが、そのコラーゲンは正常なECM構築を欠いている。対照的に、再生型バイオスティミュレーターは、コラーゲン、エラスチン、その他の構成要素を適切な比率と構造で産生することで、組織の機能と構造を回復させ、細胞エコシステムを支さえる。炎症の調節不全は線維症を引き起こすが、これは多くの疾患の病理学的特徴である。過剰なコラーゲン沈着はECMを硬化させ、細胞シグナル伝達を障害し、細胞機能障害を引き起こす。

    バイオスティミュレーターを真皮内または顔面の浅層・深層脂肪パッドに注入することにより、ボリュームを回復することが可能である。顔面の脂肪コンパートメントは、ボリューム、構造的支持、体温調節、代謝、保護、組織修復を提供する。また脂肪細胞は他の組織とクロストークする。したがって、ボリューム回復を目的とする場合、主として「コラーゲンスティミュレーター」であるバイオスティミュレーターを使用する際には、その機能的影響を考慮しなければならない。これに対して、再生型バイオスティミュレーターは、脂肪パッドの柔軟性とECM構築を保持しながら、外観とボリュームを回復する。

    皮膚において、コラーゲン補填はシワを改善することができるが、真皮は硬くなる。一方、CaHA-CMCのような「再生指向」のバイオスティミュレーターは、血流が豊富で、機能・柔軟性・水分保持能が改善された、より厚く弾力性のある真皮を生成する。しかし、すでに述べたように、細菌による汚染、併存する病態、または重度の外傷などの要因が、再生的転帰を線維化へとシフトさせる可能性がある。バイオマテリアルの選択によって、「置換(線維化寄り)」、「再生(正常組織の再構築)」のどちらの転帰に偏るかを理解することは、将来の外科的な剥離を伴う手技に対しても意義がある。再生能力がより高いバイオスティミュレーター、たとえばCaHA-CMCを、1:1または1:2に希釈したものは、外科手術でアプローチする組織層を損傷する可能性が低い。


    一連のバイアスに則った文章ですね。
    置換型・・・そのコラーゲンは正常なECM構築を欠いている。 どのようなバイオマテリアルの場合でも、最初は未成熟なIII型優位のマトリックス沈着から始まり、リモデリングを経てI型主体に成熟します。そもそもrepalacememmt、regeneration という二分法に問題がありますが、置換型が正常なECM構築を欠く、とは断言できません。
    再生型は・・・構成要素を適切な比率と構造で産生  「適切な比率」や「構造」を定量的に実証したデータは存在しません。といいますか「適切・正しい correct」の定義自体以下略
    「再生指向」のバイオスティミュレーターは、血流が豊富で、機能・柔軟性・水分保持能が改善された、より厚く弾力性のある真皮を生成する。 一部の臨床試験で「皮膚厚増加」「弾性改善」は報告されていますが、それは線維化由来のECM沈着の寄与も当然あります。線維化と再生の区別が恣意的です。

    細菌による汚染、併存する病態、または重度の外傷などの要因が、再生的転帰を線維化へとシフトさせる可能性がある。  これまでのバイアスを考えると、この下線の文章は、線維化(筆者の考える不利益)するのはすべて外因のせいだ、と言っているように聞こえます。
    再生能力がより高いバイオスティミュレーター、・・・外科手術でアプローチする組織層を損傷する可能性が低い。
    ここはエビデンスを示してほしいところでした。

     

  • 結論

    バイオスティミュレーターは、加齢に伴うボリューム減少に対処するために、内因性コラーゲンの産生を刺激する手段として、ますます使用されている。特定のバイオマテリアルによって誘導される免疫経路を理解することは不可欠である。

    免疫細胞は、注入されたバイオマテリアルを「自己」または「非自己」として認識し、それに応じて置換または再生に向けて免疫応答を起動する。非自己と認識されるバイオスティミュレーター(例:PLLA)は、慢性的な炎症性異物反応(FBR)とコラーゲン産生を誘導し、加齢によるボリューム減少を補填する。一方、自己と認識されるバイオスティミュレーターは、本来の構成要素による組織修復を促進し、老化により失われた構造・機能・ボリュームを回復させる。

    美容医療で用いられる注入型バイオスティミュレーターは、置換から再生まで連続的なスペクトラムを形成している。しかし、細菌による汚染、外傷、併発する病態等の要因により、免疫経路が炎症性置換反応や線維化へとシフトする可能性がある。

    免疫細胞は、・・・「自己」または「非自己」として認識し さて、ここに至って、そもそも論を語りますが、現在の免疫学では自己、非自己というフレームワーク自体が古典的です。おそらく高校生・大学生の方がこの論文をお読みになる場合、最初からかなりの違和感を感じると思われます・・・例によって私の言では心もとないでしょうから、AIリンクを貼っておきます笑 

     



    よって、DAMPs/PAMPsを介した認識が以下略。言ってしまえば、CaHAも非自己。
    PLLAは、慢性的な炎症性異物反応(FBR)とコラーゲン産生を誘導し  慢性炎症性FBRばかり起こしているわけではありません。断定しすぎです。
    自己と認識されるバイオスティミュレーターは、元来の構成要素を用いて組織修復を促進し ・・・もはやコメントするまでもありません
    細菌による汚染、外傷、併発する病態等の要因により、免疫経路が炎症性置換反応や線維化へとシフトする可能性がある・・・同上
 
以上となります。
 

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本記事で紹介する治療は、保険適用外の自由診療です。

体験談はあくまで個人の感想であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。  効果や経過には個人差があることをご理解ください。


当該治療はマイクロ波を利用した非侵襲的な多汗症・腋臭症治療ですが、まれながら感染症・膿瘍、血腫、しょう液腫、熱傷、色素沈着、圧痛、硬結、異常知覚、皮膚のひきつれが生じることがあります

より詳細な副作用・費用・治療内容・リスクについては診察時に個別にご説明しております。

 

今回は、30代男性の治療3か月後アンケートのご回答結果となります。

 

掲載にあたり、ご本人の承認を得ています。

 

率直なご感想は、今後、同治療をご検討いただいている方々の参考になるかと思います。

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A     治療効果に関して
1.  汗や臭いは、治療前に比べて、何%程減少しましたか?

 

  全く気にならないレベルで減少しました
 

2.  満足度を5段階で表すと、どれくらいですか?
不満←  1  2  3  4  ⑤   →満足

 

 

B   治療後の症状に関して

  

1.     施術後の日常生活やお仕事への支障を5段階で表すと、どれくらいですか?

辛い←  1  2  3  4  ⑤   →楽・問題なし

 

 

 

 

2.     治療後生じた症状全てに、○を付けてください。

  皮下出血

 ◯腫れ (何日くらいで気にならなくなりましたか? 30日)

  ワキ以外の部分の腫れ(具体的にどの部分ですか?  )

 ◯皮膚面の凹凸、しこり

 ◯ワキの部分の感覚が鈍い

  ワキや周辺のシビレ感など異常知覚

 ◯ひきつれる感じ

  腕が挙げにくい

  毛が減った(何%程減りましたか?  % )

  他の部分の汗が増えた(具体的にどの部分ですか? )

 

 

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以上となります。
 
貴重なご経験を共有いただき、心より感謝申し上げます。
 

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