お酢のパワーは最強!
 
 
お酢が健康にいいということは知られていますが、いったいどれほどの効果があるかご存じですか?
 
 
確かにお酢をとると身体がすっきりする感じはしますが、あなたはどうですか?
 
 
疲労回復だけでなくいろんな効果があるそうです。お酢は熱にも強い!それにお酢は種類によって効果が変わるそうですよ。
 
 
お酢は酸っぱくて苦手という方もおられるかと思いますが、今回ご紹介するお酢の凄すぎるパワーを知れば、「お酢はイヤ!」なんてことは言ってられないですよ!
 
 
ということで今回は、欠点が見当たらない最強の調味料お酢のパワーについてまとめましたので、ご紹介させていただきます。
 
 

最強調味料「お酢」
血管・肝臓・肌・髪を老けさせない!驚きの3大栄養パワー
 
 
 
血糖値・血圧・内臓脂肪を下げる!?お酢は最強だった!
 
 
お酢と血管にまつわる書籍も出版されている、東京女子医科大学教授、渡辺尚彦先生によると、お酢の効果を感じるには、1日15ml(大さじ一杯)とればよいとのことです。
 
 
1日大さじ一杯、少ない量でこの栄養効果が得られるのもお酢の凄いところです!
 
<お酢>
黒酢
穀物酢
米酢
リンゴ酢
バルサミコ酢
 
 
お酢が最強というからには全てのお酢に含まれるある成分が私たちの体を老けさせない、それが酢酸です。
 
 
お酢の酢酸パワー

こんな改善効果が期待できる!?
①血糖値を下げる
②血圧を下げる
③内臓脂肪を減らす

 
 
 
 
①血糖値を下げる
 
 
食物が体の中に入ると、それがいろいろ消化酵素等で分解されて、小腸の中でブドウ糖になって体中に吸収されます。体中に行き渡ったブドウ糖が実は血糖です。筋肉や臓器のエネルギーのもととなります。
 
 
血糖値=血液中のブドウ糖の濃度
 
 
ブドウ糖は大切なんですけれども、なぜ血糖値が高いと体を老けさせるのか?
 
 
血糖値が上がると血管がダメージを受けるから全体的に老ける。血糖値スパイク:食後短時間で血糖値が急上昇し血管にダメージを与える現象、今、医学界で注目されている言葉です。
 
 
この血糖値を下げる為にすい臓からインスリンが分泌されます。インスリンというのは血中のブドウ糖を、肝臓や筋肉やあるいは色んな脂肪組織などに取り込ませるような働きをしています。それで血糖値が下がってきます。
 
 
インスリンの分泌が遅れたり、出なかったりすると、血糖値がずっと高い状態になります。それが糖尿病です。
 
 
すい臓の機能が弱まるなどで、インスリンの分泌が減少すると、血液中の糖分が増えすぎ血流が悪化する、すると脳梗塞、あるいは心筋梗塞という病気を引き起こす原因にもなります。
 
 
ここで登場するのがお酢!
 
 
お酢を食事に取り入れることで、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できるというのです!
 
 
 
 
②血圧を下げる
 
 
酢酸が体内に入ると細胞からアデノシンが分泌されます。アデノシンが血管を広げ血流をよくしてくれます。
 
 
なぜ、お酢が引き出すアデノシンによって血圧が下がるのかというと、血管を拡げてくれるからだそうです。実はこれ、ずっととり続けないとダメなんだそうです。
 
 
血圧の低い人がお酢をとると血圧が下がり続けるのかというとそうではなくて、お酢
をたくさん飲んでも血圧が下がり続けるわけではないそうです。あくまでも血管がSOSを出している高血圧の人に効果が期待できるそうです。
 
 
 
 
③内臓脂肪を減らす
 
 
生活習慣病の高脂血症やメタボは内臓脂肪と関係があるそうですが、脂肪を減らすことが健康長寿の秘訣だそうです。
 
 
注目したいのが、全てのお酢に共通する、AMPKです。なんとこの物質、AMPKには内臓脂肪を減らしてくれるという夢のようなパワーがあるんだそうです。
 
 

なぜAMPKが働くとなぜ内臓脂肪が減るの?
 
脂肪ができるのをAMPKが邪魔しちゃう!それからさらにAMPAが脂肪を燃焼させるという働きがあるそうで、その2つのメカニズムでこの脂肪を減らすということです。
 
 
実は、AMPKは運動後に活性化する一つの酵素、運動した時にも出てくるそうですが、お酢をとると、より効果的に出てくるそうです。
 
 
お酢だけに頼らず健康的な食生活を続けることが何より大事!
 
 
 
 
肝臓・血管・肌・髪を老けさせない3大酢とは?
 
 
黒酢


肝臓を老けさせない
 
私たちの人間の体というのは、色んな栄養素でできています。その栄養素はそのまま利用できないんです。胃腸で分解されたその色んな栄養素を肝臓に運んでそこで利用しやすい物質に作りかえるわけです。いわゆる工場なわけです。
 
 
その肝臓が老けてきますと、栄養素を十分なエネルギーにかえられないようになってしまいます。肝臓が元気でないと、我々がよりよく生きていく上で、不都合が出てきます。
 
 
必要な栄養素が作れないと体がどんどん老けていきますよね。栄養素を作る大事な肝臓をサポートするのが黒酢なんです。
 
 
 
なぜ黒酢が肝臓を老けさせないのか?
 
人体で作れない必須アミノ酸が8種類も入っているんです。
 
 
 
それがどうして肝臓に繋がっていくのか?
 
肝臓っていうのは、食べ物に含まれているたんぱく質を分解してアミノ酸にするんです。黒酢をとることで肝臓の働きをセーブしてくれます。
 
 
アミノ酸作りで肝臓は疲れます。そんな時黒酢をとることで肝臓が休憩できて、結果、肝臓が老けていくのを防ぐことに繋がるんです。
 
 
 
 
リンゴ酢


血管を老けさせない
 
1Lのリンゴ酢の中にはなんと300mlものリンゴの果汁が入っているんです。
 
 
リンゴ酢が血管を老けさせない理由は、カリウムが豊富で余計な塩分を排出してくれるという働きがあります。
 
 
穀物酢の約15倍のカリウムが含まれています。カリウムというのはナトリウムを体の外に排出する働きがあります。だから量が多ければ、それだけ外に出す働きがあるんです。
 
 
 
塩分の過剰摂取はなぜ体に悪いのか?
 
塩分をとると喉乾きますよね、塩分は水を呼ぶわけです。血管の中の塩分が多いと、それを薄めようとして、色んなところから水分が来てこれを薄めようとします。どういうことが起こるかというと、まず血管の中の血液のボリュームが増えます。
 
 
増加した血液を体全体に送るためには、普段以上に圧力をかけなければなりません。これが高血圧です。心臓に負担がかかり、血管も老化してしまうんです。
 
 
なんとかしようといって登場したのがカリウムなんですね。カリウムは余分な塩分を尿と一緒に体の外に出してくれます。カリウムが体を余計な塩分から守ってくれるそういう働きがあるんです。
 
 
しかし注意しないといけないのは、腎臓が悪い人はカリウムの摂りすぎると、不整脈を起こしたりすることがあるので、腎機能が悪い人はあまり摂りすぎはオススメできないそうです。
 
 
 
 
バルサミコ酢
 
 
肌や髪を老けさせない
 
バスサミコ酢はイタリアで作られたもので、ぶどうを熟成させてそして発酵させた伝統的なイタリアのお酢です。独特な香りと甘酸っぱさが特徴です。
 
 
バスサミコ酢は活性酸素を退治するポリフェノールが穀物酢の9倍含まれています。
 
 
 
どうして肌と髪に良いんでしょうか?
 
その理由はポリフェノールが穀物酢の9倍含まれているからです。
 
 
ポリフェノールというのは抗酸化作用があるんですね。活性酸素が増えると細胞や血管を傷つけてしまいますので、ポリフェノールで活性酸素を抑えるという働きがありますから、ポリフェノールをとるということは理にかなっているということになります。
 
 
活性酸素が増えると肌の細胞が酸化し、シミ・シワの原因になってしまいます。ポリフェノールは、その厄介な活性酸素を抑えて肌や髪の老化を防いでくれるんです。
 
 
 
 
☆注目したいお酢「キビ酢」
 
 
サトウキビで作った「キビ酢」
 
 
キビ酢は、鹿児島県の与論島(与論島はサンゴ礁が隆起してできた石灰岩の島)で作られているお酢です。
 
 
このキビ酢の成分が凄いんです!
 
米酢の成分と比較(100g当たり)すると
カリウム・・・約20倍
カルシウム・・・約8倍
鉄・・・・・・・約6倍
マグネシウム・・約2倍

 
 
 
なぜ、一体ミネラルが豊富なんでしょうか?
 
与論島はもともとサンゴ礁が隆起してできた島なので、つまり土壌に石灰岩の色んな成分がいっぱい染み出してミネラルが非常に豊富な土壌、そのミネラルを吸収して育ったサトウキビをとり入れて、そこからお酢を作るのでたっぷりミネラルが入っているんです。
 
 
カリウム豊富でミネラルたっぷりの「キビ酢」です。
 
 
(東京女子医科大学教授、渡辺尚彦先生)
 
 
 
 
医学的に正しいお酢のとり方とは?
 
 
お酢のとり方の工夫でさらに良い効果が期待できるそうです!
 
 
栄養学のスペシャリスト 東京慈恵会医科大学附属病院、管理栄養士の赤石定典先生によると、お酢の弱点が見当たらない、最強の調味料とおっしゃっています。
 
 
通常、食べ物には様々な栄養素が含まれているんですが、例えば熱に弱かったりとか、水に溶け出すなどの弱点があったりするそうですが、お酢にはそういうものがなかったそうです。
 
 
 
医学的に正しいお酢のとり方
 
・食事の最初に酢の物を食べると
 血糖値の上昇を抑えられる
 
・酢の物は『朝』、
 血圧の急上昇を抑えられる
 
・しじみの味噌汁に
 「酢」を使えばカルシウムがUP
 
・適量は1日大さじ1杯、
 とりすぎにはご注意です
 
・きゅうり×お酢で
 ビタミンCを損なわない!
 
 
(東京慈恵会医科大学附属病院、管理栄養士の赤石定典先生)
 
 


 
 
いかがでしたか?
 
 
お酢のパワーって凄いですよね!改めて、お酢がこれほど体にいいとは驚きです。
  
 
今、私は黒酢を毎日摂っていますが、色んなお酢を試してみたいと思いました。
 
 
気になるお酢は「キビ酢」です。百貨店などで売っているそうなので、早速購入したいと思います。それとあとはバスサミコ酢も試してみたいですね。
 
 
「お酢」のことを知れば、もう毎日の食事にはお酢は欠かせないものになりましたね!