肝臓に負担をかけてしまうモノって?
 
 
お酒の飲みすぎは、肝臓に悪いということはご存知だと思いますが、お酒以外でも、肝臓に負担をかけているものがあることを知っていますか?
 
 
肝臓は体内の老廃物を処理し、体の中をキレイにしてくれる、とても重要な臓器です。そんな肝臓に負担がかかりすぎると、肝臓疾患などを引き起こしてしまいます。
 
 
できれば肝臓に負担をかけず、健康でいたいものですよね。
 
 
そこで今回は、お酒以外にも肝臓に負担をかけてしまうモノについて、ご紹介させていただきます。
 
 
これを知って、肝臓を守りましょう!
 
 

 
 


 
【衝撃】意外と知られていないお酒以外に肝臓に大きな負担をかけているのがコチラ!
 
 
肝臓は、どんな働きをしてくれるのか、ご存知ですか?
 
 
例えば体内の老廃物を処理してくれたりする、人間の生命活動において、とても重要な働きを担ってくれる臓器です。
 
 
しかし、いくら肝臓といえど、処理能力には限界があります。
 
 
毒素などをろ過したり、体内の老廃物を処理して、体の中をキレイに保ってくれる、それが肝臓の働きです。
 
 
例えるならば、「洗濯機」や「乾燥機」のホコリをキャッチするフィルターのような感じですね。
 
 
害を及ぼすような人体に悪い物質も、肝臓によってキャッチされ、せき止められます。
 
 
しかし、肝臓の解毒機能に負担がかかりすぎると、肝臓疾患など健康に害を及ぼす状況を引き起こしてしまう恐れがあります。
 
 
「肝臓に負担がかかる」ことをイメージするとき、一番最初に思いつくのは「お酒を飲むこと」ではないでしょうか。
 
 
たしかにお酒の飲み過ぎは、肝臓に負担をかけますが、実はそれ以外にも肝臓の正常な機能を阻害する要素はたくさんあるんです。
 
 
それをいくつか紹介していきます。
 
 
ぜひ頭の片隅に、置いといてくださいね。
 
 
 
【 加工食品 】
 
加工食品を多く食べる方も注意が必要です。
 
 
ほとんどの加工食品は、化学物質などを使用しており、自然の状態よりも賞味期限が人工的に延ばされています。
 
 
こういった食品には、脂肪分、糖質、添加物などが通常多く含まれています。
 
 
添加物の中には、摂取すると体内の中性脂肪を増やすものも、多く存在します。
 
 
肝臓の酸化のリスクを高めるだけでなく、肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜ることで、脂肪肝を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
 
 
 
【 鎮痛剤の飲みすぎ 】
 
ちょっと頭が痛い...
 
筋肉痛がひどい...
 
 
そんなときに思わず薬に手が伸びてしまうという人も、いるかもしれません。
 
 
よく利用される鎮痛剤の一種が「アセトアミノフェン」です。タイレノールというブランド名で知られている有名な鎮痛剤の一つです。解熱剤としても有名で利用されたことがある方も、いらっしゃるかと思います。
 
 
この「アセトアミノフェン」、あまり頻繁に利用すると肝臓への負担がとても大きくなります。
 
 
「アセトアミノフェン」自体は様々な薬に含まれている成分です。「アセトアミノフェン」を利用する際に最も注意すること、それは「アルコール」と一緒に摂取することです。
 
 
例えば、二日酔いの際、身体の中にアルコールが残った状態でこの薬を使用すると、肝臓には通常の2倍の負担がかかるといわれています。
 
 
もし「アルコール」を摂りすぎて翌日頭痛がひどく耐えられないという場合には、できる限り「アセトアミノフェン」を利用するのは避けましょう。
 
 
どうしても薬を服用したいときは「イブプロフェン」を含んだ物を摂ることをお勧めします。
 
 
 
【 運動不足 】
 
運動不足による過剰な栄養の蓄積は、肝臓にとっては大きな負担になります。運動せずに、炭水化物を食べ過ぎると、肝臓に脂肪が溜まり、やがて「フォアグラ」状態(脂肪肝)になってしまいます。
 
 
運動を多く取り入れ、消費するエネルギーを増やし、肝臓の機能低下を予防しましょう。
 
 

   
 
 
いかがでしたか?
 
 
「お酒」以外にも、肝臓に負担をかけてしまうモノが、結構あるんですね。
 
 
もし今回紹介した内容に心当たりがあるという方は、一度病院に行って血液検査を受け、肝臓に問題がないかどうか確認してみるのもいいかもしれません。