ふくらはぎのセルフマッサージで血行促進!高血圧や動脈硬化予防にも効果的!
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な部位です。ここをマッサージすることで血行を促進し、高血圧や動脈硬化などの予防に役立ちます。
ふくらはぎマッサージのメリット:
- 血行促進
- むくみ解消
- 冷え性改善
- 疲労回復
- 高血圧・動脈硬化予防
- 筋肉の緊張緩和
- 運動能力向上
ふくらはぎマッサージの方法:
1. 足首から膝裏までさすり上げる
手のひらを広げ、足首から膝裏までゆっくりとさすり上げます。老廃物や血液を心臓に向かって流すイメージで行いましょう。
2. 握り拳でトントン
握り拳でふくらはぎを軽く叩きます。筋肉を刺激し、血行促進に効果的です。
3. 親指で押す
親指を使って、ふくらはぎの筋肉を重点的に押します。こりを感じるところは念入りにほぐしましょう。
4. 足首を回す
足首をゆっくりと回します。足首の関節をほぐし、血行促進に効果的です。
5. ふくらはぎを揉む
両手でふくらはぎを包み込むようにして、揉みほぐします。筋肉の緊張を緩和し、疲労回復に効果的です。
ポイント:
- マッサージは入浴後など体が温まっている時に行うと効果的です。
- オイルやクリームを使うと、滑りが良くなり摩擦による皮膚への刺激を抑えることができます。
- 痛みを感じない程度の強さでマッサージしましょう。
- 毎日続けることが大切です。
その他、ふくらはぎの血行を促進する方法:
- ウォーキングやジョギングなどの運動をする
- 足湯をする
- ストレッチをする
- 適度な水分補給をする
ふくらはぎマッサージは、手軽にできる健康法です。
ぜひ毎日習慣にして、健康な体づくりを目指しましょう!
ふくらはぎ
ふくらはぎ周辺には自律神経の働きを整えるツボがあり、足マッサージやツボ刺激で温めることにより免疫力を高める効果があります。
また、ふくらはぎのツボは押すと痛みを感じることが多くむくみや腰痛など身体の不調がある証拠です。
委中(いちゅう)
膝の裏側のへこんだところにあるツボ。でここを押えて痛い場合は、腰痛・坐骨神経痛・むくみなどのトラブルを招いていることが多い。
承筋(しょうきん)
ふくらはぎの太い部分の中央にあるつぼで、足の疲れやふくらはぎにむくみがあると痛みを感じます。
承山(しょうざん)
ひざ裏と足首のちょうど真ん中に位置するツボで、腰痛やぎっくり腰が起こる前にパンパンに張ることがあり、ふくらはぎにむくみがあると痛みがあります。
承間(しょうかん)
承筋と承山の中央にあるつぼで、ふくらはぎのむくみにより痛みがあります。
崑崙(こんろん)
むくみ、腰痛、坐骨神経痛、ヘルニアなどのほか、鼻水や鼻づまりを解消する足ツボとして有名です。後鼻漏や副鼻腔炎(蓄膿症)、アレルギー性鼻炎・花粉症の鼻づまり解消、タラタラと流れる鼻水を止めるのに効果的です。外くるぶしとアキレス腱の中間にある。くぼんでいるところ。
足・ふくらはぎのつぼ押しが様々な効用をもたらす
足のふくらはぎのツボ押し・マッサージは近年多くの専門家や整体・医療関係の現場でその効用についての研究が進み注目されています。
「第二の心臓」といわれるふくらはぎを温めることで、筋肉のポンプ作用を促し「足のむくみ」を解消するほかにも、血液やリンパの流れを改善し、血液循環が促進することで代謝機能がアップし、全身が温められ冷え症を改善します。
また、新陳代謝が活発になると、皮膚のターンオーバーが促進されることで肌をいつまでも若々しく保ち続けられますし、基礎代謝がアップすると、エネルギー消費量が増え、余分な脂肪の蓄積を抑え、肥満やダイエット、美肌効果も期待できます。
足・ふくらはぎのつぼ押し等で温められ血液循環が促進されると、高血圧や動脈硬化予防、脳梗塞、心筋梗塞などの循環器系疾患の発症リスクを軽減し、脳への神経伝達がスムーズになる事でボケ防止・認知症予防につながるといわれています。
また、体内の疲労物質や老廃物の排泄が促進し、筋肉の痛みやコリを和らげるため、腰痛や肩こりの改善・ぎっくり腰・ヘルニアといった症状の改善が期待できます。
引用先:ドクターメドマーさん
出典動画:「医療」と「健康」の運動指導者チャンネル