ネトウヨ化する国民……。
国民のネトウヨ化が止まらない……。なんでも産経新聞の世論調査によると、憲法9条に自衛隊の存在を明記するとした安倍首相の提案について、男性は63.4%が賛成し、反対の32.2%を大きく上回ったそうで。この改憲に賛成は若者ほど多く、年寄りほど反対となるらしい。…どっちでもええがな。問題は、改憲は1回だけで済むと思うなよってこと。為政者は何度も改憲しやすくしてくるぞ。3分の2を取っ払いたいのが安倍の本音(国会でも演説でも何度も言及している)。そうやって何回も改憲していくうちに、いいように弄ばれる。気がつくと、アメリカに言われるようになる。「もっと国際貢献しろよ」「日本も血を流すべきだ」…とね。湾岸戦争のときにあった、ショー・ザ・フラッグだ。日本はカネだけ出して、血は流さない。それは卑怯だ!国際貢献していないではないか!この批判の声とともに、自衛隊は南スーダンやシリアで戦闘に参加し、国際貢献することになる……。そして海外の国から恨まれる……。いずれ復讐される側の国になる。やっぱり、日本はアメリカの言うことに逆らえないでしょう。いつまでも言いなりになるよね。たとえ改憲をやっても、従米体質は永遠に変わらないでしょ?事実、みんなもそう思うでしょ?僕はね、憲法に矛盾があってもいいと思うようになった。自衛隊は、国民を守る。その代わりに国民は、自衛隊員の命を守るべきだよ。簡単に海外へ行かせてはならないし、国が矛盾しててもカッコ悪くなってもいいから、まず自衛隊員の命を軽く扱うべきじゃない。自分たちのエゴで、国際貢献の名の下に、何の大義もない戦闘を海外でやらせるべきじゃない。違憲のままにしておくことは、逆説的に自衛隊員の命を守ることにつながるのではないかと思うようになった。矛盾は、ときに防波堤にもなりうるんじゃないかってね。そのためには、国民はプライドを捨てるべきだ。集団的自衛権は限定的に許すが、日本の自衛にまるで関係のない戦闘は絶対にやらせない。そういうカセをきちんと嵌めておくべきだ。でないと、止めどなくなる。簡単に「徴兵制」まで行ってしまう。最後に、墜落事故に遭われて犠牲となられた自衛隊員の皆さんのご冥福をお祈りいたします……。合掌……。