一部のマイミクさんの間では、私は文章力があることになっているらしい。

そう、なんでしょうか?ここはコラム関係者の意見を聞いてみたいところですが。

そもそも文章力って何でしょうね?単純に文章を書ける力とするならば、私の場合は最初から備わっていたとはとても思いません。読書感想文や小論文が苦痛でしたからね。なにせ、国語が嫌いだから理系に進んだ人間ですからね。私の中の考えでは、英語は文法に英単語をあてはめていけばどうにかなる。数学は公式にあてはめて計算すれば解ける。でも国語は、どうしたらその答えになるのか、いまいち納得がいかなかったですね。それに、学校では一般的な解き方や考え方を教えてくれなかったように思います。日本語の流れとして、正しい物ではなく妥当な物を選ぶ、ということを某予備校で教わって、ようやく手応えを掴んだのは高校3年のセンター試験の当日、って物凄くぎりぎりでしたね(w。

そんな私が、大学で予想以上にはまってしまったのがショートストーリーですね。文章力を身に付けようという趣旨の授業の一環でして、コンテスト形式を取ったこともあるのですが、いい順位を取りたくて試行錯誤しながら書いていった蓄積が今に至っているんだと思います。1000字ぐらいのストーリーが本来の専門のはずなのですが、5000字を超えるライブレポが主流になりつつあるのは気のせいか?

私が思う、文章力を上げるためのポイントを2つあげるとすると、

1つ目は、得意とするスタイルを見つけることでしょうか。書き始めた頃は、自分がどのようなタイプの文章が得意かもわかっていなかったので色々なタイプの文章を書きました。ぶっ壊れ系だといまいち壊れきれないなとか、女性一人称はけっこう楽しいなというのもあるのですが、私の場合には冷静に展開するのが一番合っているようです。得意なものを1つ確立できると、型ができるようなものなので、書きやすくなるのかと思いますし、書き続けていくことで自分に馴染んでくるというのもあると思います。

2つめは、相手に伝わるように書くことでしょうか。なんか凄く当たり前のようなことを書いているのかもしれませんが、例えばけいおんが好きな人なら「CwM」と書けばCome with Me!!の楽曲やライブイベントのことと理解してもらえると思いますし、遊戯王のプレーヤーなら「強謙」と書けば「強欲で謙虚な壺」のカードのこととわかると思います。では、こういった前提条件となる共通認識を知らない人にはどうやって伝えましょうか?自分や仲間内だけにわかる文章も、場合によっては有効なのかもしれませんけど、せっかく書くのですからより多くの人に読んでほしいですよね。

簡単にまとめると、経験と意識付けということになるのでしょうか。私の感覚では、ブログやミクシィ等に文章を書く限りは、文章力という言葉に怯える必要はないかと思います。