5月6日のことですが、3回目の東京遠征に行ってきました。しかも、2回目のZepp Tokyoです。つい数日前に茅原実里さんの公演に行ったばかりなのにね。

ついでに言わせてもらうと、宇都宮で午後5時過ぎまできっちりと仕事をしたうえで東京に向かうという、まさしく弾丸ツアーですね。計画と手筈は万全だったはずなんだけど、手配したタクシーが想定外の所に停まっていて、見つけるのに苦労したことがタイムロスになり、乗るはずだった新幹線が目の前で出発するという悪夢のスタートに軽く切れかけましたけど、どうにか気持ちを整えて再出発。結局7時の開演には間に合わず、10分ぐらい遅れてお台場のZepp Tokyoに着きました。まあ、これぐらいは仕方ないかな。当然仕事の後なので、初のスーツ参戦でもあります。

今回はSCANDALのライブに行ってきました。

http://www.scandal-4.com/main.html

彼女達は1988年から91年生まれで、19歳から22歳ということになりますね。若いですよね。彼女達は4人とも可愛らしいのですが、制服風のファッションでロングヘアーを振り乱しながら激しく演奏する姿がとてもかっこいいです。2009年に日本レコード大賞の新人賞を受賞しています。

「少女S」の頃から興味を持っていまして、ライブのチケットを申し込んでいたのですが、会場がそれほど広くなったこともあってか悉く外れてまして、今回が初参戦です。

今回のツアーは全国にあるZeppというライブハウスを廻るもので、「Dreamer」というツアータイトルがついています。ツアーの名前の通り、音楽と夢を届けるというものなのですが、震災があったこともあり、その思いが一層強くなったとライブ中に語っていました。セットにもト音記号をリボンで包んだようなモチーフが飾られています。RINAさんはそこからメビウスリングを連想したようで、無限の力でみんなと繋がっていたい、というようなことを話していました。

ツアーが始まったばかりであることと、私自信も曲順をあまり把握していないことから、曲順リストは載せずに、印象深い曲やライブ中の色々な様子について書こうと思います。

ドラムのRINAさんは見るからに華奢なんですけど、迫力ある重低音を響かせ、特にバスドラの音がズンズン来ます。イメージとのギャップが凄いですね。もちろん速いリズムもきっちりと刻んでいるわけでして、こういうのを見るとドラムは腕力ではなくて、スピードと正確性ということを感じますね。余談ですが、8月21日生まれのB型で、私と同じということもあり、個人的に応援したいです。

ギターのMAMIさんは、ギターを持って演奏している姿がとてもかっこよかったです。曲の間奏のギターソロは彼女の出番でして、しっかりとした音を出しているという印象でした。トークでは

「SCANDALが好き過ぎて、どうにかなっちゃいそうか~?」

と煽るあたり、やってくれますね。

ベースのTOMONIさんは、MAMIさんの後を受ける感じで、

「SCANDAL好き過ぎて、漏らしそうか~?」

下系に走る傾向があるようですね。スタイルが良くて、色々なポーズを取って魅せていました。また、声に独特の可愛らしさがあり、コーラスやボーカルにアクセントを加えています。曲の中でベースの音は探すのが難しいことがあるのですが、ベースソロの部分では攻める音をガンガンに響かせていたという印象です。

ボーカルandギターのHARUNAさんは、声がとてもかっこいいです。まさにロックバンドのボーカルですね。年齢が一番上ということもありますが、彼女が中心に君臨しているからこその安定であり安心感があるように思います。ライブ中のトークにて、

「みんなを楽しませるからね」

楽しもうとか楽しんでねではなく、楽しませると言い切るあたりに、自分達のパフォーマンスに関して責任と自信を持っているように感じました。

SCANDALの4人は、私が思っている以上に凄いのではというのが、ライブ後の率直な感想です。

ライブ序盤で、初めてライブに来たという人もいるから、SCANDALのことをもっと知ってもらうためにゲームをしようとHARUNAが提案するが、他の3人がドラムの後ろに集まってストライキ状態に。ここでHARUNAが、

「こんな子に育てた覚えはありません!」

3人「HARUNAの子じゃないし~」

そんな感じのやりとりが面白かったです。仕方なく折れてゲームをやることになるのですが、ステージに置かれた青色の箱か赤色の箱のどちらかに「あたり」の紙が入っているので、それを当てるというもの。箱のデザインから青色の箱を選び、見事に「あたり」。福岡の時もあたりだったらしいです。で、あたりのご褒美として1玉3000円の宮崎産完熟マンゴーを堪能。でもこれじゃおもしろくないよねということで、自主的に「はずれ」にも挑戦。会場からの一気コールで青汁を飲んだのですが、相当に濃かったようで。

「DOLL」ではサビの部分でタオルを振り回します。練習の時に、TOMOMIがタオルを振り回しつつ

「筋トレ、筋トレ、筋肉つけるぞ」

みたいな掛け声がけっこうツボでした。タオルを振り回すのもおもしろいですね。

「EVERYBODY SAY YEAH」は自然に叫べるし盛り上がれるしで本当に楽しい曲です。しかもポイントがわかりやすいので、初めての人でも安心して楽しめますね。歌詞の中の人名を変えることで、色々遊べそうな感じがしました。

私は遅く入ったこともあり、入口付近で見てましたが、それほど密集していたわけではなく、平和な感じでしたので、ステージ上の4人がしっかりと見えました。前の人の頭でステージが見えないというのはそれだけでテンションが下がりますからね。これは重要です。

前の方は戦場だったみたいですね。公式ファンクラブ枠ということもあると思いますが、ノリが違いますね。マスコットの人形とかギター・ベースのピックとかドラムのスティックが飛んでくるようで、なんだか楽しそうです。

女性専用エリアは客席前方の左側にあったようですね。「女の子~」と呼びかけた時に大きな声援が上がりましたので。だいたい客席の3割くらいは女性だったでしょうか。中には制服を着た女子高生もいたようです。

そういえばスーツって、なにげに目立つ格好だったのでしょうか?私以外には数人しか見かけなかったと思います。

終演後には、6月8日(水)にZepp Tokyoで行われるツアーファイナルのチケットが販売されていました。私は既に購入済みですので、今度こそはしっかりと休暇を取って、余裕を持って会場に到着し、最初から存分に楽しみたいですね。

というわけで簡単ではありますが、5月6日のライブレポです。6月8日の時には、もっと詳しく書ければいいなと思います。ちなみに帰りは、別のライブで知り合った友人と会話した後で、東京駅にて新幹線に乗れたのでちょうど12時に帰宅できました。相変わらず激しいことをやってますね。というわけで参加されたみなさまお疲れ様でした。各地のZeppに参戦される方は楽しんでいってくださいね。

http://6109.jp/scandal4/?year=20110507