今年に入って既に4本ライブに行きまして、そのレポートをブログやミクシィにアップロードしています。けっこう好評なようでありがたいです。また、ミクシィにおいては面識のない方からもコメントをいただけていますので、頑張って書いた甲斐があり、とてもうれしいですね。
私のライブレポの特徴としては、
・情報量が多いこと
・冷静であること
があげられると思います。
情報量が多いというのは、言い換えれば長いということなんですよね。要因の1つとして、作品や歌手を知らない人にも楽しさや凄さがなんとなく理解してもらえるように、背景となる情報の記述を入れていることがあります。ミクシィには、日記を公開する範囲を設定できる機能がありまして、特定の人達向けに書く分にはそういったことは必要ないかと思います。私の場合には、ブログの読者には小中学校からの友人、大学で知り合った友人、地元カードゲームで知り合った友人というように、色々な人が見ているわけで、そういった人達のためにも最低限の配慮は必要かと思います。例えば、あるアーティストさんのライブに行って、セットリストと称して曲名だけを並べられても、何のことかわからない人もいると思うんです。そこで、全部の曲についでではなくても、これはドラマに使われた曲でとか、この曲の最後でこんな演出があったとかいう情報を追加することで、予備知識がない人にとっても入り込める余地があるのではと思っています。
長くなる理由の2つ目として、諸事情あって参加できなかった人のために、ライブに行った人間にしかわからない情報を入れたいなという希望があります。トークでこんなことをしゃべってましたよとか、こんなハプニングがありましたよとか、こんな感じの衣装でしたよとかを入れています。ただ、ファッション関係の用語をあまり知らないために、衣装に関しては色とか印象ぐらいしか書けないんですよね。これも少しずつ覚えていくしかないのかな。
こういったことを入れつつも、本当に上手い人はある程度短く纏められると思うので、私はまだ力量が追いついていないですね。参考までに、
豊崎さんソロライブ:2797字
高垣さんソロライブ:3345字
寿さんソロライブ:2912字
けいおんライブCome with me!!:8179字
Wordにコピーして文字カウント機能を使って調べたのですが、正確な数字であることにそれほど意味はないので、100単位で考えていただければと思います。それにしても、数字にしてみるとびっくりですね。
冷静であることについては、パーソナリティの領域でしょうかね。最初は物凄く楽しんでいて、内容なんて覚えれられないと思っていたのですが、何度か参戦しているうちに、楽しみながらも記憶する余地ができてきたという感じです。慣れるって偉大ですね。
それと、大学と大学院で化学を専攻していたということも影響しているでしょうかね。根っからの理系です。自分で書いた文章を見ても、いかにも理系っぽい文章だなと思うのですが、どうでしょうか?昔の私は、文字を読むのも書くのも嫌いで、読書感想文は最後まで苦しんで書いた人間です。あるきっかけでショートストーリーに目覚めて、キャリアは10年を超えましたが、書き続けていればどうにかなってくる部分もあるかと思います。
ライブレポもショートストーリーの手法で書きました。つまり、記憶の断片をB5ノートにメモしたうえで、情報を整理し、構成を考えました。Come with me!!の時はこんな感じですかね。
本当はシャープペンでさらさらと書いているので、こんなにはっきりとした黒い文字にはならないのですが、アップロードする際にフォトショで自動コントラスト補正をして、なんとか読める濃さになりました。ノートということで、リラックスして書けるということもあると思うのですが、不思議なことに書いているうちに色々と思い出してきて、どんどん文字が埋まっていくんですよね。時には矢印を引っ張って順番を入れ替えたりということもあります。今回は1ページだけ画像として公開しましたが、当然1ページで収まるわけはなく、あと4ページ分あるんですよね。なにせ8000字オーバーですからね。ノートを見ながら書くと、内容をしっかりと認識しながら書けるので、安心感がありますね。
というわけで今回はライブレポのつくりかたについて書きました。最近は画像を入れたりすることもあるので、「書き方」よりも「つくりかた」の方がしっくりくるような気がして、このようなタイトルにしました。何かの参考になればうれしいです。
