デンマークに3-1で勝利し、勝ち点6となり、グループE2位で決勝トーナメント進出となりました。

やったね♪

日本が勝つことを期待して早起きして試合を見ていたのですが、本当に勝ってしまうと驚きです。

前半は、トマソン選手を捕まえきれなくて、けっこう危ない場面が多かったと思います。それでも、失点しなかったことで流れを引き寄せたと思います。

1点目は、ゴール右寄りのやや距離がある場所のフリーキックで、まさしく本田選手の領域でしたね。今大会は直接フリーキックのゴールは1本しかありませんでした。そんな中、ボールの特性や高地の影響を考慮して、きっちりと調整する技術力は流石です。この一撃が、結果として試合を支配したと思います。

2点目も直接フリーキックからの得点で、ペナルティエリア近くでゴール正面の場所ですが、冷静に考えれば遠藤選手の領域ですよね。1点目を本田選手が決めていることもあり、遠藤選手が蹴ることがほとんど警戒されてなかったと思います。しかも、キックの軌道や特性が全然違うんですよね。

本田選手は、悪魔の左足で、無回転シュートのためにボールの重力と空気抵抗で落ちる。コントロールしにくい。

遠藤選手は、天使の右足で、カーブをかけたシュートのためにボールの回転で落とす。コントロールしやすい。

本当に見事なシュートで、日本のフリーキックは世界でも通用しますね。

これで安定かと思って軽く寝に入ったらPKを取られてびっくり。川島選手が弾いたのですが正面に転がってしまったので押し込まれましたが、川島選手は本当に当たってますね。

だめ押しの3点目は、本田選手にマークが集中している所を、ディフェンダーとキーパーをかわしてフリーの岡崎選手にパスって憎いですね。岡崎選手が難なく押し込むわけですが、フォワードが得点すると盛り上がりますね。元来のキャラクターでしょうか、岡崎選手がチームメイトと喜んでいる所で誰かに蹴られたような。

次はパラグアイ戦です。今大会好調な南米のチームです。足元の技術があり、堅守速攻が特徴で手強いですけど、ここまで来たら弱いチームなんてないのですから、思い切り戦って欲しいです。本来ならグループFの1位にはイタリアが来ると思っていたのですが、1勝もできずに予選リーグ敗退ですから、わからないものですね。

しかしまぁ、遠藤選手や稲本選手がワールドユースで準優勝したのもアフリカのナイジェリアでしたから、アフリカ大陸には日本を導くパワーが眠っているのでしょうか。