ワールドカップのオランダ戦、0-1で敗れました。

試合の大半を支配されて、ホール保持率も30%ぐらいしかなかったと思いますが、その中でよく1失点で凌いだと思います。組織的なディフェンスが機能していたと思います。

前半0-0で折り返すのはプラン通りだったと考えられます。このまま後半15分まで続けば相手も焦ってきて攻撃が雑になると思っていたのですが、後半8分に失点してしまいました。ディフェンスが跳ね返したボールがちょうどスナイデル選手がフリーの所にこぼれてしまって、強烈なシュートを決められてしまいましたが、誰かマークにつけなかったのかなと思います。シュートはキーパーの手前でボールの軌道が変化したために川島選手が対応しきれなかったと思います。それでも、あと2点取られてもおかしくないシーンがありましたので、よく守ったのではないかと思います。

攻撃では惜しいシーンがいくつかありましたけど、枠に飛ばないですね。後半の岡崎選手のシュートも惜しかったですよね。もちろん、緩いシュートではキーパーに簡単に取られてしまいますけど、おもいっきり蹴るだけではゴールには入らないと思うのですが、どうなのでしょうか。

同点に追いつくために中村俊輔選手が途中から投入されましたが、中村選手の良さがいまいち出ていなかったなと思います。決定的なパスを供給できる選手ではあると思うのですが、パスを出したいポジションに選手がいなかったりなど、連携が不十分という印象でした。とはいえ必要な選手であることは間違いないと思います。私の勝手なイメージなのですが、デンマーク戦でも後半途中に投入されて、ロスタイムにフリーキックを決めそうな気がするのですが、そうなると劇的ですよね。

これで日本は1勝1敗、勝ち点3、得失点差±0となりました。

次に対戦するデンマークがカメルーンを2-1で勝利したので、デンマークも1勝1敗、勝ち点3で並びましたが、得失点差は-1です。初戦のオランダ戦で0-2で負けているのが響いています。

というわけで、日本はデンマークに対して勝利もしくは引き分けで2位以内が確定し、決勝トーナメントに進出できます。最初から引き分けを狙ってしまうとロスタイムにパワープレーで失点して終わってしまうような気がしますので、あくまでも勝ちにいったうえで引き分けに落ち着くというのがいいと思います。

こうしてみると、オランダ戦はよく0-1で済んだなと思いますね。傷口が浅かったことが希望といえるでしょうか。少し前の試合で、韓国がアルゼンチンに1-4で負けるのを見ましたので、大量失点してしまうと得失点差的にきついかなと思っていましたので、同じ負けるにしても許容範囲内なのかなと思います。

デンマーク戦は24日(木)の深夜27:30に試合開始です。25日(金)の早朝3:30という言い方もできますが、いずれにしても会社員には厳しい時間帯ですね。普段の生活よりも2時間早く寝れば睡眠時間は確保できると思いますが、どうしましょうか。仕事面でのリスクを背負ってでも観戦する人も多いと思いますので、ぜひとも他国開催での決勝トーナメント進出の瞬間を目撃したいと思います。