私の知人がブログにて創作活動を始めたのを見まして、そういえば私は最近全然手を出していないなと思ってみたところです。

大学院の授業がきっかけで、2000年の秋頃から始めまして、1000から2000字程度のストーリーを1,2ヶ月に1本の割合で書き続けていました。大学の先生が趣味で開催しているホームページに投稿してまして、順位を競ってました。自分が書いた作品が評価されて上位に入っていると、素直にうれしいですよね。うれしさと悔しさがモチベーションになってのめりこんでしまい、本業であるはずの研究そっちのけな状態になってしまったこともありました。

そういえば私、数学は誰が見ても明確に解答が出るのだけど、国語は人によって感じ方が違うのにどうしてそういう解答になるのかがわからなくて、国語を切り捨てるために理系に行ったんですよね。それと、数字を見ていると安心するけど、文字を見ていると眠くなるんですよね。必然的に理系の大学に進学したのに、その5年後に文系に目覚めてしまうというから自分でも驚きです。

なにせ全く経験や知識がない状態で文章を書こうというのですから、自分がどういった作風に適正があるのかわからないわけでして、色々なタイプの作品を書いていましたね。いかにも理系っぽい論調だったり、暴走して笑いを取りにいったり、視点を入れ替える技巧的な試みをしたり、なんてこともありました。女性一人称が意外と楽しかったです。評価が高かった作品の傾向としては、

ふんわり系

とでもいいましょうか、やわらかい語り口の作品ということになりましたので、これが私の特長なんだろうということになりました。

あとは、今までの私の体験を一部もしくは全部をアレンジしたものが一番書きやすかったです。日々の雑感を文章にするという点では、現在のブログにもつながっていると考えられます。

もし私の作品に興味がありましたら、ブログやミクシィにでも投下したり、プリントアウトして持っていくことを検討しようと思います。