総理の椅子投げコンテスト。一番遠くへ投げたのは誰?
って何かが違う。
ここ数年の総理大臣は、投げ出すように辞職してしまう人が多すぎます。鳩山さんに関しては、政権が変わったこともあり国民の期待も大きかったと思うのですが、同じような終わり方をしてしまいました。
沖縄の基地に関しては、沖縄県民の感情を考えると基地がないことが理想なのはわかります。ただ、近隣に軍事的脅威が存在する現状を考えると、米軍や基地が撤退してしまうと抑止力の面で不安を露呈してしまうことはわかると思うんですけどね。ほぼ合意しかけていた内容を破棄してまでも、自身の理想の実現のために8ヶ月間検討をされたとは思うのですが、結局はほとんど変わらなかったわけですから、この期間はいったい何だったんだろうと思ってしまいます。
子供手当てに関しては、理念は理解できますし、実際に必要な人達も多いとは思いますが、私には財政を圧迫する心配の方が大きいです。個人の家庭に配られて銀行口座に眠ってしまうよりは、例えば小中学校の耐震工事に使うとか、もっと有効な使い道はあると思うんですけどね。
次の総理が菅さんならば、大学の先輩でもあるし、期待してもいいかなとは思ってますが。
今更ながら、昨年の衆議院選挙では民主党に票を入れませんでした。政権が変わることへの期待よりは不安を感じていたからですが、この現状を見る限りでは、当時の私の判断は間違っていなかったなと確信しています。与党が圧倒的多数を占めてしまったために、内部分裂などの波乱が起きない限りは衆議院の解散総選挙はないですから、あと3年はこの状況が続きます。不用意に煽ったメディアと、踊らされた国民の責任は重いです。
選挙といえば、7月に参議院選挙があります。票を獲得するために著名人を擁立する動きを見せている政党もあるようですが、余計な声に惑わされず、日本の未来の6年間を本当に任せられる人を選ばなければいけないと思います。