女子フィギュア、浅田選手が2位、安藤選手が5位、鈴木選手が8位でした。
会社の昼休みに鈴木選手のフリーがありまして、これだけはワンセグで生で見ることができました。ウェストサイドストーリーのマリアは私の好きなプログラムでして、多少のミスはありましたが、のびのびと楽しそうにステップを踏んでいる姿が印象的でした。
浅田選手はトリプルアクセルを2回跳んで、オリンピックでパーソナルベストを更新しました。その点数をキムヨナ選手は世界最高得点で上回ってしまったのですから、これは仕方ないですよね。
今シーズンは、技の質がポイントだったように思います。キムヨナ選手はこれが特に優れていたと言えるでしょうか。GOEという用語が使われてますが、例えば普通に3回転を跳んだだけでは基礎点しか入りませんが、踏み切り時の速度が速かったり、ジャンプに高さがあったり、着氷が正確なエッジで綺麗だったりすると基礎点のほかに加点がもらえます。速さや高さはなんとなくわかるような気がするのですが、エッジが違うとか回転不足なんかは全くわかりません。
言い換えれば、難易度の高い4回転やトリプルアクセルを無理して跳ばなくても、基本的な技の質を高めて加点を多く稼ぐ演技構成にすれば得点が伸びるということです。確かに、フィギュアはジャンプだけでなく、スピンやステップなどの要素がありますからね。
とあるスポーツ雑誌で見たことがあるのですが、日本人は必殺技が好きという意見に納得です。アニメやドラマによくありますし、キャッチーでわかりやすいですからね。必殺技を否定するつもりはありませんけど、現在の主流を認識して踏襲したうえで味付けをするというのが良さそうですね。