1月31日は、神奈川県民ホールにて、スフィアのライブに行ってきました。

スフィアというのは、寿 美菜子さん、高垣彩陽さん、戸松 遥さん、豊崎愛生さんのユニットです。個々では主に声優さんとして活動されているのですが、4人集まった時にユニットとして音楽活動や、ウェブラジオの配信などを行っています。このウェブラジオ内では、ガールズトークが繰り広げられたりする以外に、週替わりで進行役が交替して、

・麺類のおいしい食べ方を試してみよう(寿さん)

・「ゆるい」を通り越して「ぬるい」キャラクターを考えてみよう(高垣さん)

・面白いバツゲームを研究してみよう(戸松さん)

・強そうな必殺技を考えてみよう(豊崎さん)

などなど、いろいろと体(というか精神)を張って頑張っている様子が面白いです。

http://lantis-net.com/sphere/

今回私はカラフルコンサートの追加公演に行ってきまして、スフィアのライブは初参戦です。ライブタイトルですが、4人の個性が輝いているという意味もあるとは思いますが、元々のライブ会場が渋谷にあるC.C.Lemonホール(旧 渋谷公会堂)ということで、CCとかかっていることは説明の必要はないですね。遊び心が溢れています。追加公演の会場として、同じような略称の場所を検討した結果、KKと略せそうな神奈川県民ホールが選ばれたのではないかと考えています。

カラフルと銘打っているのですが、ライブはモノトーンの世界から始まります。後方のスクリーンに世界観を表現した影絵とともに、朗読劇が進行していきます。演者は4人しかいないですから、登場人物の数を考えると1人で2役はやらなければいけないわけですが、ナレーションを喋っていた人が猫の鳴き声の違いで感情を表現したり、妹系のかわいらしい声を出していた人が魔女のようなどす黒い声を出してみたりと、やはり声のプロフェッショナルだけあって、声の表現が多彩です。物語終盤になって虹がかかるシーンがあり、それとシンクロして七色の照明がステージと観客席に広がりまして、モノトーンからの展開でより綺麗に感じましたし、ようやくカラフルな世界になったと実感しました。

フリートークの後、それぞれのソロの曲の披露。戸松さんは自身の新曲を元気に可愛らしく、寿さんは自身が演じたキャラクターのイメージソングをかわいらしくしっとりと、高垣さんは自身のアイデアを多く反映して作られたキャラクターソングを存在感たっぷりに、豊崎さんはソロデビュー曲を本人のイメージぴったりにほんわりと歌いました。

いつのまにかプロモーションビデオと同じエレベーターのセットがステージ上にあり、そこから4人が映像と同じ衣装で登場する演出が嬉しかったです。4人揃ってのステージでは、アルバムの曲を中心に歌って踊って飛び跳ねて、本当にエネルギッシュに動き回ってました。観客席も盛り上がっていまして、特に1階席の最前列の人達の熱気が異常でして、若干怖かったです。私は3階席でしたけど、ステージが近いという印象でして、4人がよく見えました。

アンコールでは寿さんのピアノ伴奏で4人が歌うという演出がありました。寿さんは昨年末の横浜アリーナでのライブでキーボードを演奏してましたから、パフォーマンスの幅が広まったという感じでしょうか。ダブルアンコールでは新曲の情報も初公開となり、盛り上がった中で終了となりました。

スフィアのみなさん、スタッフのみなさん、そして観客のみなさん、おつかれさまでした。またぜひ遊びに行きたいと思います。今度はよりステージに近い位置で楽しみたいのですが、あの盛り上がりに私がついていけるのかとても不安ではありますが。

寿美菜子さんのブログ「みなころび八起き」

http://playlog.jp/minako-kotobuki/blog/2010-01-31

高垣彩陽さんのブログ「あやひごろ」

http://playlog.jp/ayahi-takagaki/blog/2010-02-01

戸松遥さんのブログ「ハルカレンダー」

http://playlog.jp/haruka-tomatsu/blog/2010-01-31