海浜幕張からの帰りのことですが、イヤホンで音楽を聴きながら携帯ゲーム機を遊ぼうとしていたら、後ろからつんつんと突っつかれる。

振り返ってみると、大学時代からの知人と、その奥様が。奥様はこの時が初対面でした。どうしてこんな所にいるのかと思ったら、同じイベントに遊びに来ていたとのこと。いわゆる「生息地域」が微妙に異なったために会場では遭遇しなかったということのようです。

私は自分の世界に入り込んでしまう性格だから、隣とか正面に来た人物をたまたま見た時ぐらいにしか気付かないと思います。仮に気付いたとしても、違っていたらどうしようと考えて、結局声をかけられないと思います。それにしても、よく私とわかりましたねという話になり、後姿にピンときたらしいです。確かに私は縦横ともそれなりに大きいですし、リュックはここ数年同じ物を使っていますから、なんかわかるような気がします。

そういえば私が某私立大学の入学試験に行った時のことですが、万単位で受験者が押し寄せて、教室にも数千人はいたと思われる中で、高校の同級生が私を見つけて声をかけてきた、ということがありました。上下とも高校の制服である黒の学ランで、どう考えても背景に埋没すると思うのですが、同級生の話だとすぐに私とわかったらしい。

私は当時から特異なオーラを出していたのでしょうか?全く自覚はないのですが。

話を戻しまして、細かい部分での違いはあれど、大枠において趣味が一致しているということで、話が盛り上がりました。特に奥様が関西系の方でしょうか、とにかくしゃべるしゃべる。私は普段はあまりしゃべる方ではないのですが、話を振られると頑張ってしゃべる人間なわけです。その結果、

私と奥様の間で会話の応酬が繰り広げられている様子を呆然と見つめる旦那様の図

が完成。

「おい、圧倒されているけど大丈夫か?」

と旦那さんに思わず声をかけてしまったのですが、これはこれでいいバランスなのではないかと勝手に思ってしまいました。

年末年始に地元を歩いていると、偶然にも知人と遭遇するということはじゅうぶんに考えられます。ご注意くださいませ。