73.救急科へ行くが… | Peridot Green☆闘病記 ~独身・卵巣がんサバイバー~

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2010年に卵巣嚢腫、卵巣がんの手術、抗がん剤治療を受けました。
その後、腸閉塞、リンパ浮腫を発症。
最初の手術から10年経過しましたので、
当時の記録をもとに振り返り記しておきます。

※当時の記録をもとに記しています。

 

 

2010年10月に卵巣がんの開腹手術を受けてから、

お腹のキリキリする痛み

1~2カ月に1度くらい起こっていた。

 

 

年々、発症の頻度は減ってはきたが、

逆に1回の痛みは強くなってきた。ガーン

 

 

手術痕が攣ったような違和感や、

水を飲んだだけでも嘔吐するようになった。

 

 

 

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- 2014年11月 (手術から4年後)-

 

就寝中の明け方に、おへその辺りが

キリキリと痛み始めた。アセアセ

(2回の手術痕が重なっているところ)

 

 

痛みが少し和らいできたお昼過ぎに、

消化の良いモノを…と思い、

リンゴ半分をすりおろして食べた。

 

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当時は、婦人科の先生達に痛みを訴えても

取り合ってもらえなかったので、

『腸閉塞』による痛みだとは思っていなかった。

 

腸閉塞への注意点も聞いていないので、

どう対処したらいいかもわからなかった。

 

今、考えると、

この時点でモノを食べるなんてあり得ない。

便秘じゃないんだから。

腸閉塞は絶食しなければいけないのに…汗

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その後、排便はあったが、

お腹の痛みはまだ続いている。ショボーン

 

 

以前、

通院している病院で診てもらおうと思った時、

総合受付で

「症状のある時に来てほしい。

明け方だったらパジャマ姿でもいいので。」

と、言われていた。

 

 

“ずーっと何だかわからなかったお腹の痛みを

診てもらえるのは今日しかない!”

 

 

そう思い、

休日ということもあって、

通院している病院の救急科

電話をしてから向かった。

 

 

 

 

 

 *-*-*

 

病院に到着すると、救急科には、

何組かの患者さん家族が待っていた。

 

 

待合の椅子でお腹を抱えて待っていると、

しばらくして看護師さんに呼ばれた。

 

 

看護師さんによる問診だった。

 

 

その後、再び待合の椅子で、

いつ診察してもらえるのか目処の立たない中、

お腹を抱えて待つ。

 

 

 

そして、やっと名前を呼ばれて

診察室に入った。

 

 

若い医師【A】による診察と

採血、X線撮影をした。

 

 

 

血液検査とX線検査の結果、

「異常なし!」

とのこと。

 

 

 

“異常なし?…それだけ??えー?

 

 

 

このまま診察が終わりそうだったので

痛み止めをお願いしたところ、

 

「ここは命に関わる救急を要するところで、

原因を調べるところではないので出せません。」

 

と、キッパリ。

 

 

 

“え~~~っ、お腹痛いのに…あせる

 

 

 

何度お腹の痛みを訴えても、

 

「ここは命に関わることを診るところなので…」

を繰り返す。

 

 

「以前、症状のある時に来るように言われた。

日中に、どの科にかかればいいんですか?」

と、尋ねると、

 

「消化器か総合内科」

とのこと。

 

 

そして、

整腸剤を処方された。

 

 

もやもやもやもやもやもや

 

 

診察後、待合の椅子で

お腹を抱えて苦しんでいる私に

看護師さんが、

 

「痛くて辛いのにこのまま帰らせるのが心苦しい…」

と言ってくれた。

 

 

「一人で悩まないで何かあったら相談して…」

とも。

 

 

 

“救急って、こんなところなの??ぐすん

 

 

モヤモヤしながら帰宅をし、

処方された整腸剤を飲む。もやもやもやもやもやもやもやもやもやもや

 

 

つづく

 

 

 

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