今年もまたクチナシが咲きました。昨年、植木鉢を一回り大きくしたので花もたくさん咲きそうです。
玄関を開けると、外からくちなしの花の香りが漂ってきます。
甘い香り……、とても良い香りです。
何故か解かりませんが、クチナシには必ず蟻が寄ってきます。そして、その傍にはアブラムシ(蟻牧)がいます。
蟻は、アブラムシを餌のところに連れて行く代わりに、アブラムシのおしりをつついて甘い汁を吸っているのです。文字通り甘い汁を吸っているということです。
蟻とアブラムシの関係は、共生の代表的な例として知られています。
クチナシ(梔子、巵子、支子、学名 :Gardenia jasminoides)
クチナシは東アジアに広く分布します。果実は黄色の染料や漢方薬としても用いられる。