ナルコユリ Polygonatum falcatum A. Gray
花が並んで下垂するのを鳴子にたとえて付けられた名前です。
本州から九州、および朝鮮半島の山野にはえています。
葉のわきから出る花柄の先に白色の長さ 2 センチくらいの筒状の花が 3~5個ついています。
この様を鳴子に見立てた名前ですが、『鳴子』といえば忍者映画を思い出してしまいます。仕掛けられた『鳴子』に侵入者が引っかかり一斉に鳴子が鳴り始める例のシーンです。忍者は当然忍者服。懐かしいシーンです。
ところが、鳴子は田畑の害鳥を追い払うために、板に糸で竹筒をつけて縄にぶら下げ、縄を引っ張ると鳴いて鳥をびっくりさせる道具のことだったのがもともとだったらしいです。
忍者映画の見すぎ……。(;^ω^A
鳴子百合は、若芽をおひたしにしたり、和え物、天ぷら、煮物にしてよく食べるそうです。
とても美味しいとのこと。一度食べてみたいです。
