くちなし 屋外で冬を越すのは無理なので、台所の窓際でかすかな陽の光を浴びていた小さなくちなしの植木。恐る恐る外に出したのが無事に花が咲きました。 ようやく屋内で冬を越して、外に出した途端に葉が落ちて枯れてしまったことが今まで何度となく経験していたので嬉しい気分です。 くちなしの花の甘い香りは大好きなので、いい匂いを楽しむために、玄関の中に移します。 玄関のドアを開けるとくちなしの花の香りが漂って……。 しばらく楽しめそうです。 「薄月夜 花くちなしの 匂いけり」 正岡子規