路肩に薊(アザミ)を見つけました。珍しかったので早速写真を撮りました。
花の付き方が特徴的で茎の先に2つ花が付いています。おそらくアズマヤマアザミかと思われます。
薊は、種類が多く日本だけでも60種類ほどあると言われています。
花の名前の由来としては、沖縄の八重山では、とげを「あざ」と呼ぶことから、「あざぎ」(とげの多い木)と呼ばれ、次第に「あざみ」になったという説があります。
また、「アザム」の言葉に由来すると言う説もあります。「アザム」には、「驚きあきれる」とか「興ざめする」 の意味があり、花が美しいので手折ろうとするとトゲにさされて痛いので、「驚きあきれ、興ざめする」ということからこの名前がついたという説です。
外国でも同じようなことが言われ、昔、イギリスで、スコットランドとイングランドが戦争をしていた時、この痛いトゲでスコットランドを守ったことから、今もスコットランドの国(地方)の国花となっているという言い伝えがあります。
薊がチクチクして痛いのは何処も同じだけれど、手にとってみたくなる花『薊』と言うところです。