神様と呼ばれた曾祖母から受け継いだ
霊感
その力と向き合いながら
生きていく
ペリコのブログです🍀
いつもありがとうございます
ペリコです
今日のお話は
禍々しい物があった部屋について。
私の妹のご主人の実家は
妹たちの住む街から
車で5時間ほどかかる、
ちょっとした小旅行の距離にあり
どうしても盆暮れ正月のような
長期休みにしか
顔を出せなかったようなのですが、
妹もまた、
ある程度の見える人、なのですが...
ハッキリと分からないけれど
義理の実家で
どうしても入りたくない部屋がある。
と言い出しました。
それは普通の和室なのですが
完全に物置部屋となっており
季節物や使わなくなった物が
雑多に置かれている部屋だと言っていました。
分かりやすく幽霊でも見たら
あー...
とは思うんだけど
何も見えないから分からない。
妹はそう言います。
妹の頼みとあらばと
早速、霊視をしてみたのですが
まず見えたのは
風呂敷に包まれた何か箱状の物。
そこから、本当に
禍々しい物が渦巻いていたのです。
けれど、恨みとはちょっと違うし
確かに幽霊のような物でもなく。
更に霊視を続けていると
中に
日本人形がハッキリと見えました。
あー...なんて典型的なお話でしょう
藤人形と言うのでしょうか
紫色の着物を着て
スラッとした形をしていて
藤の花を持っていて、
とても美形なお人形が
踊りの型のような姿をしています。
その人形は
過去にはとても可愛がられて
愛でられていたのに
ある日突然、
その置物部屋へと追いやられ
日の目の見なくなってしまった様子。
その事で、とても寂しい思いをしていたようです。
さて、まずここで気になるかと思うのですが
人形に気持ちは籠るのか?
という点だと思います。
これには大まかに2つの種類があります。
1つは
その人形の持ち主が亡くなり、
人形に寄生する形で
魂が籠る場合。
もう1つは
その人形を家族のように扱ったり
本当に大切にしていると
人形に自我が出てしまう場合です。
その藤人形は後者のようです。
とにかく
その風呂敷から出してあげて
リビングや玄関など
人の通りの多い場所に置いてあげるのが
1番良い方法に思えたので
妹にそう伝えました。
しかし妹はさらに悩みます。
お義母さんにどう伝えよう
...確かに。
急に嫁が
物置の藤人形、出してあげてください。
等と言い出したら
不気味な事、この上ない
2人で作戦会議をした結果
姉が急に言い出した、
という安易な作戦で行くことに
まずは本当に藤人形があるのか
という所からです。
その相談は
妹一家が、ご実家に行っていた時に
気になって電話してきたので
確認は早く出来ました。
ご両親のいない隙に??
サッとその部屋に忍び込み
風呂敷包みの箱を探すと
割と手前で見つかったとの事。
その風呂敷をその場で解いてみると
まさに藤人形が出てきたそうです。
風呂敷を元の形に何とか戻し
ご両親が帰ってきた時に
お義母さんのお料理を手伝いながら
さり気なく
姉がこんな事を言い出した
という切り出し方で
伝えたようです。
お義母さんは
少し驚かれた様子でしたが
物凄く早い飲み込み方で
あの人形は私が作った物で
習い事みたいな趣味でお着物から作った。
とても良く出来たから
自分でも気に入って
玄関に置いていたけど
孫が出来て
何となく落としたりしたら
危ないなって思って片付けてしまった。
でももう孫も赤ちゃんの歳でもないし
気になってはいたけど
ずっとそのままにしてしまった。
ちょっと出してくる
お料理の手もそのままに
お義母さんは物置部屋に行き
リビングのとても目立つ所に
その人形を置いてくださったそう。
なんと理解のあるお義母さま
その藤人形は
また家族に囲まれて...
私が居なきゃ
この家は危なっかしいんだから。
と、何とも姐さん気質で
お話をされていました。
お義父さんも
おぅ、また出したのか。
と、さして気にしていない様子で
その藤人形が
いかに愛されていたのかが
伝わってきました。
私は、人形やぬいぐるみを
買いません。
何故なら、大切に出来ない自信があるからです。
放っておいて
ホコリだらけにしてしまうからです
もし、そんなお人形やぬいぐるみがあったら
是非また大切にするか
出来ないようであれば
神社等で引き取って貰ってください。
お塩を人形にかけ、
なるべく白い紙で包んで
感謝の言葉と共に捨ててしまう、
というのも良いかと思います。
暗い部屋で朽ちていくのは
人であれ、人形であれ
とても寂しい事だと思ってしまうのです。