出産の話・続きです。。。



段々陣痛の痛みが増してきて、でも子宮口が開かなくて、すごく辛かったです。

実際には2時間くらいなんですけど、半日以上苦しんでいる気分でした。


「痛~い!!!」と叫ぶ私を見て、姪っ子は怯えて固まってしまい、

お嫁ちゃんに抱っこをせがみ始めました。

怖かったんでしょうね~汗1


内診で一旦部屋の外に出て、と言われてからダンナが戻ってこないことに気付きました。

「タバコ吸いに外に行く、って言ってたけど・・・」とお嫁ちゃん。

それなら、そのうち帰ってくるだろうと思っていたのですが、

全然帰ってこない!!!ギロロ(怒+驚)


私がこんなにしんどい思いをしてるのに。。。とすごく悲しかったです。

それに、当時はまだ浮気疑惑が消えていなくて、

どこかに出かけたんじゃないかと思ったらすごく寂しくなって、

痛さも重なってわんわん大泣きしてしまいました泣き3


弟とお嫁ちゃん・看護師さんが手分けしてダンナを探しに行ってくれました。

若い看護師さんは

「私がまだまだ時間かかりますよ~って言っちゃったから。。。」と泣き出すししょぼん


そのうち、痛みがもう限界ってくらいきつくなったので、

「本当に痛くて限界ですっ!」って訴えて、助産師さんに内診してもらうと。。。

9センチまで開いていたんです!


この時、腰よりも子宮口よりも、オシリが痛かったです。

「赤ちゃんって、オシリから生まれるの!?」って何度も思うくらい、痛かった~。.・´Д`・.。


でも、まだダンナは見つからない。

ベテラン看護師さんが

「もう分娩室に入ってもらうから!早くダンナさん探してきて!こんな時に居なかったら一生言われるやん!」

って若い看護師さんに頼んでいました。

弟夫婦も探しに引き続き行ってました。

姪っ子は「ダンナちゃん、どこにもいないよ~。スーパーもコンビニも、いないよ~!!三女Aと泣き出すし。。。

「ゴメンね。ありがとうね」と頭をなでなでしました。


仕方が無いので、私一人分娩室に入りました。

そして、ダンナ待ち怒

「この1センチがなかなか開かないのよ~。大丈夫。ダンナさん間に合うよ」

って別の助産師さんが言いました。

たしかに、これからまた1時間かかりました。


いきむタイミングがわからなくて、何度もいきんじゃって体力をムダに消耗してしまいました。

破水に気付いてからまる1日経って、

赤ちゃんがなかなか出てこない。

しかも妊婦も体力消耗したので、吸引することになりました。

その時、ダンナが分娩室に入ってきました。

ビデオはここから始まっていました。

よかった。「痛い~!!」って叫んでいない時で苦笑


「よし、もう1回、ラスト1回だけいきむよ!いいね!」と先生が言って、

う~~~ん!!といきみました。

ビデオで見ると、ねじるようにして赤ちゃんを出していました。

「よ~し!出てきたぞ~!へその緒が巻き付いているな。これで出られなかったんだな。

もう出してあげるからな~」と先生が言っているうちに・・・

赤ん坊が出てきて、鼻にチューブを入れて・・・


オギャア!!!赤ちゃん 泣き顔


と泣き声がしました。


うれしかった・・・というより、やっと終わった~って思いました。


生まれる瞬間、産道が熱くなって

「あちっ!!」って思った覚えがあります。


ダンナがへその緒を切っていたのでビックリしましたあっ

当時は確認する余裕なくて、ビデオで初めて見たんです。

私は間近で赤ちゃんを見せてもらって、うれしくてちょっと泣いてしまいました。

ビデオでもちょっと泣いてるのがわかりました。



その後助産師さんが

「3540gでーす」と言ったら先生・ダンナ・私で大爆笑顔

「デカっ!」と言ってしまいました。


その後先生に胎盤を出したり、会陰切開の縫合とかしてもらいながら、

普通に話していました。

「ところで、先生性別はどっちでしたか?」

「女の子やで。あれ?言ってなかった?」

「いや~聞いてたんですけど、みんな男の子やろって言うし、さっき見た時は女の子に見えなかったので」

「あぁ、生まれたてはオッチャンみたいやもんな~(笑)」


「ダンナさん間に合ってよかったなぁ。間に合わへんかったら、一生責められたなぁ(笑)」

「ご迷惑おかけしてすみませんでした・・・」


「あー、すごい便秘が治ったような感じです~。スッキリ!!」

「あれだけ大きかったらスッキリしたやろなぁ~ハハハ」


こんな感じで、ほんとに普通に話しているんですよ。

ビックリしました。


その後、綺麗にしてもらった赤ちゃんが連れてこられ、

「さあ、パパさんに抱っこしてもらってね」と助産師さんが言うと

「えっ!!無理です!!」って即行断っていたダンナ・・・え゛!


「そんなこと言っててどうするの!?さ、抱っこして、ビデオあっちだから。カメラに見せてあげてね~」

と助産師さんに無理やり赤ん坊を渡され、

へっぴり腰で抱っこして、カメラに近づけるダンナの姿。。。

ちょっと面白かったですうひひ


この数日後、沐浴する様子も撮っていただいてたみたいで、

ビデオを見て初めて知って驚きました。


自分が沐浴する時は、ビクビクして毎回緊張していたんですけど、

看護師さんはけっこうテキパキ洗っていてビックリ。

あんなに緊張する必要はなかったのねぇ~ぇ


へっぴり腰なダンナも、毎日沐浴にビクついていた私も、初心者だから仕方ないですよね。

それに、生まれたての娘は本当に小さくて(3540gもあったけど)

ふにゃふにゃで、かわいいと思いましたラブ


ずっと見るのが怖くて封印していたビデオ。

見たらあの痛みが蘇るんじゃないかと思っていました。


でも、ちょっと感動しちゃいました。

本当にいい思い出になりました。

先生や助産師さん、看護師さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうハート


このビデオ、実は娘と一緒に見ていたんですけど、

赤ちゃんは自分じゃなくて他所のあかちゃんだと思ったみたいです。

何年か経って理解できる年齢の時に、また一緒に見たいと思います好



すごく長くなってしまってすみません。

最後まで読んでくださった方、ありがとう音符