萌子は毎晩高校時代のアルバムを眺めて
あの頃は楽しかった
と感傷に浸るらしい。


その話を聞いて、私も久しぶりに中学と高校のアルバムを開いた。


私、別人。
いつ顔が変わったのか
自分でも可笑しいくらいに別人。笑える。

中学のアルバムには当時すごく仲がよかった男と女友達二人からとても長いメッセージがあった。
男の子は高校生になったとき、わたしの彼になった。

今は連絡先も知らないし、会っていない。
女の子も同様で、結婚して北海道に嫁いだと噂で聞いた。


あんなに仲が良くて、一生友達だよ、だなんて書かれている言葉は薄っぺらで嘘だった。

時間は流れた。とてもとても。
そして私が進んできた環境は2人にとっては別世界だったし、わたしからしても2人の環境も私が知りもしない世界なんだろうね。




一方、高校の友達はいまも変わらず私のすぐそばにいてくれている。

卒業式でまるで一生の別れを惜しむかのように別の道にそれぞれ歩みを進めたのに、繋がっていれる。
幸せだ、ありがとう。

いまも一緒なら一生一緒でいれるはず、いたい。




あーあ、大人になったんだな。
久しぶりに振り返った。

あの頃のストイックさを取り戻したいや。
あとはいいかな。
今の自分もいやじゃない。




みさと、無理しないでね。またごはんでもお茶でもしようね。