一日経ってしまった。


アメリカ同時多発テロから10年が経った。

忘れもしない、夜家に帰ってきたら、ビルに飛行機がとびこんでいるシーン。

映画か何かと思い、そのあと崩れるビルが映し出されたテレビをただ呆然と見ていた。


その後アメリカは戦争にふみきった。

テロに屈してはいけないかもしれない、でも本当にその解決方法は武力なんだろうか。

交通事故で家族を亡くした、が、轢いた人が交通事故で死ねばいいとは思っていない。


でも、もし、家族が無念の死を誰かによってくだされたら、

しかも、それがたまたまその場にいただけだった、という受け入れられない状態だったら

どうだろう、わたしは犯人の死を望んでしまうかもしれない。


負のスパイラルだけが、残っている。

アフガンを攻撃し続けて、しかも、関係のない市民がたくさん巻き込まれていることを

アメリカの遺族が望んでいるとも思えない。

(ピンポイントの犯人に対しては、それぞれの思いがあったとしても)


アフガンでまた新たな恨みが生まれているかもしれない。

本当に世界に平和が訪れることはあるんだろうか。




東日本大震災から6カ月が経った。

あれから地震とは別なニュースが毎日上書かれているし、

被災地ではない地域では、わたしが住むところでは

少なくとも確実に日常生活に戻っている。


でも、復興への気持ちを忘れてはいけない。


というか、忘れてはいない。


石巻病院のことがニュースで紹介されていた。

150人を超える患者をかかえ、電気もなく、食べ物もなく

救助が来ない。それでも明るくふるまっていた看護士の話や

停電の中、手術を続けた医師。

寒い中、水につかりながら40分かけて救助をもとめに行った医師。


自分たちの不安だってはかりしれないのに

人のために働く、本当にその姿に感服だった。


避難所で亡くなるお年寄りの方がいるという話も聞く。


みんなが前にむかって、小さくても一歩が踏み出させますように。

被災をしていないすべての日本人が、

復興への気持ちを持ち続けますように。