ロスジェネをクールな世代と言わせたい -16ページ目

ロスジェネをクールな世代と言わせたい

日本人が最も不幸を感じると言われる40代後半に向けて、団塊ジュニア世代の普通のサラリーマン(かつ診断士)が、充実した40代にするにはどうすべきかを考えつつ日々感じたことを発信するブログです。

今日も一日報告書の原稿作りに精を出していました。

ところで、うちの班はジェネレーションがばらばら。

そういうわけで、そんな各年代ごとに就職ランキング(上位3社)をみることで、何か見えてこないかなと思い、探して、簡単に時代背景を考えてみました。

ちょっと古いところでは、今から35年前の1981年から。
文系が、三菱商事、三井物産、東京海上
理系が、日立製作所、NEC(日本電気)、東芝(東京芝浦製作所)

当時はちょうどバブル前。日本経済もJapan is No1に向けて明るそうな時代と思われます。
ランキングも海外志向でダイナミックの商社やメーカーが上位なのもうなづけますね。
メーカーのうち2社は今は元気がない感じですが、ほかの会社はまだ人気があるのも面白いです。

その10年後の1991年、バブル崩壊前夜のランキングですね。
文系が、東京海上、全日空、三井物産
理系が、ソニー、NEC(日本電気)、松下

バブル崩壊前で、超売り手市場のころ。就職戦線異状なしという映画が流行していました笑。
それを反映してか、海外のイメージが強い航空会社や商社、そしてやはりメーカー。ソニー人気はこのあたりからですね。東京海上は、高給取りの安定志向というところでしょうか。

その5年後の1996年、人数も多く就職超氷河期と言われ始めたころですね(いわゆる団塊ジュニア)。
文系が、NTT,三井物産、三菱銀行
理系が、NTT,ソニー、三菱重工業

日本経済は一気に落ち込み、不況へ突入。人口も団塊ジュニア世代にぶつかり、超買い手市場の時代風景。
まだ終身雇用が当たり前の時代。やはり、安定志向は強かったのかNTTが1位。ただ、NTTは採用者も多いので上位に入りやすかったようにも記憶しています。学生のマインドが安定志向にものすごくシフトしたのでしょう。財閥系の銀行も上位に。
その一方で、アグレッシブな商社や、日本ブランドのパイオニアのソニーが入っているのが面白いですね。
僕らの世代はソニー神話の世代なので、実際ソニーファンが多いです笑。

2001年は、ITバブル後ですが、
文系が、ソニー、ドコモ、ホンダ
理系が、ソニー、ホンダ、トヨタ

21世紀に入り、日本の景気も長期不況が常態化していました。
安定志向かつ日本ブランドの代表であるメーカーが人気ですね。
そして、このあたりからソニー最強の時代が続くようです。
実際98年から2003年までソニーがずっと1位。
確かに、デジタル化がもてはやされた時代。
VAIOとかを発売し、映画とかでも目立っていたので、没落する日本企業で一人気を吐いていた印象はありました。

そして2006年、小泉さん、第1期安倍さんの時期ですね。
文系が、全日空、サントリー、JTB
理系が、トヨタ、日立、松下電機

このころからちょっとランキングの印象が変わります。
いわゆるメーカーではなく、娯楽サービス系の会社が目立ってきます。JTBとかはそうですね。
この辺りから終身雇用伝説は崩壊しています。その影響で選ぶ企業の基準も変わったのかもしれません。
全日空はイメージでしょうし、サントリーもCMが功を奏していたりと。
あと、女性の意向が反映されやすくなってきたのもこの辺りからではないでしょうか。

さらに、2011年。民主党政権で東日本大震災の年です。
文系が、JTB、資生堂、全日空
理系が、味の素、パナソニック、カゴメ

5年前の傾向が如実に表れていて、ここでもイメージがよい会社がならんでいます。
全体的にメーカーが没落している。技術の日本企業だったのに、それが他国の後塵を拝し始めていて、技術神話が崩壊していたころ。重なるように大震災と不安定な与党。ということで、ランキングもそのような雰囲気が少なからず影響を与えているのかもしれません。
趣味と仕事の一致のような価値観なのかもしれないですね。

そしてランキングの最新が2014年(2015年入社)です。アベノミクスで売り手市場のときです。
文系が、JTB、全日空、HIS
理系が、カゴメ、トヨタ、味の素

文系は、旅行業者が2社。全日空もそれに近い。時代はメーカー、商社から身近なサービス業へ。
女性の意向も増えたことと、終身雇用はもはや影も形もなくなり趣味と仕事の一致がキーワードかなと推察されますね。

リソースはこれ


とまあ、全日空のようにいつも変わらず人気な企業もありますが、

時代的には
商社 → メーカー → 旅行サービス
と大きく変遷がされてきているかなと。

そして一つ言えるのは、将来はわからないということ。
技術神話で世界最強だったはずの日本メーカーの没落を見ると、考えさせられますね。

ぼくのまわりで、今一番楽しそうな生活を送っているのは日系の老舗証券会社にいった友人です。(最も仲の良い友人の一人ですが。。)
入社後彼は、外資系の有名な投信銀行に引き抜かれ、香港に行き、
その後ファンドを渡り歩いて現在悠々自適な生活をしています。

それでは、当時の就職ランキングはというと。。。
山一の破たん前夜でノルマ証券と言われていた時代。1位はNTT。
誰も証券会社に入ろうとは思っていなかった、、その中で彼は敢えて第一志望で回っていました。
就職ランキングとキャリアの充実度に相関関係は全くないですね笑
いかに自分で周りに惑わされずに将来を考えてまわるか。

今度機会があれば、もう少し時代背景などを掘り下て分析したいなあ。

ではでは。

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