ブログを書こうと思いつつ、中々書けない日が続き約2週間が経ちました。
今回は、私の隣人についてお話ししようと思います。
「留学中はどこに住んでるの?」とよく聞かれるのですが、私は大学付近の寮に住んでいます。寮は大半がブラジル人で、大学生が多いです。外国人は私の知る限り6人しかいません。
隣人の噂 その1
寮に着いた翌日の夜、部屋のドアを開けると同時に隣の部屋のドアも開きました。私は、「あ!隣の部屋に住んでる人だ!挨拶しなきゃ」と思い、自己紹介をしました。隣人は、桃色のワンピースをきた金髪碧眼のめちゃめちゃ可愛い人でした。
隣人なので当たり前ですが、可憐な美女とは廊下でばったり会うことが多く、共用スペースまでの短い距離の間、世間話をしていました。「もうこっちの生活には慣れた?ブラジルを気に入った?」と微笑みながら話しかけられると、「可愛すぎる!!」と勝手にテンションが上がりました。
でもある日、洗濯物を干していると、隣の部屋の窓から男の人の声が聞こえました。
あれ?隣に住んでるのって可憐な美女だよね?彼氏?
疑問を抱いた翌日。同じ寮に住んでいる🇯🇵人の女の子から、衝撃の事実を聞かされます。
「ねぇ、あなたの隣の部屋に住んでる人多分男の人だよ。昨日洗濯物干してたら話しかけられたんだけど、『隣の部屋に住んでるの君?あ、違う?でも隣に住んでる🇯🇵人の子と知り合いだよね?僕、夜中に暴れちゃうことがあるから謝っといてくれない?夢遊病なんだ』って言われたよ」と。
夢遊病ってどういうこと??てかこの2週間、隣人とは遭遇せず、隣人の彼女とたまに鉢合わせてたの謎すぎる。
ついに隣人と話す
私は木曜日全休なので、基本何も予定がないんですね。その日も特に予定もなく、かといってご飯を作る気にもならなかったので、近所でハンバーガーを買って、共用室で食べようとしたんです。
共用室には、普段見かけないメガネをかけた男性がパソコンと睨めっこをしていました。初めて会ったので、「こんにちは!」と挨拶をすると、「あ!君🇯🇵人?多分僕たち部屋隣だよ!」と言われました。
あ、あなたが可憐な美女の彼氏!!
彼はバイオ関係の仕事をしているのですが、その日は気分が乗らなかったらしく、世間話からアニメや日本語の話など、3時間くらい話しました!
自宅で仕事をしている寮の人、みんな仕事中に違うことしてるんですけど大丈夫なのかな…笑
「夢遊病って友達から聞いたけど本当なの?」と聞くと、「寝てる間に歩いたり、ドアを叩いたり、叫んだりしちゃうんだ。もしそれで起こしちゃったらチョコレートあげるから教えて」と言われました。
その時は、「ブラジル人ジョークなのかな?」と思っていました。
眠れなかった日
翌週の木曜日。本当にやることがなくて、その日は18時くらいまで『今際の国のアリス』を観て、そこから22時くらいまでずーっと寝てたんですね。1日中寝転んで何もしてなかったから、全く眠ることができず、そのまま朝4時になりました。
やばい、8時から授業あるのにこのままだと絶対辛くなる!!流石に寝なきゃなと思った瞬間。
“Meu Deus!! Porra, Caralho!!!!!!”
ガラガラ、ドンッ
という叫び声と窓を開けて叩く音が聞こえてきました。
え、これって夢遊病??それとも虫でも出て驚いたのかな?え、どっち?
私は混乱しつつ、もう寝る気にもなれなかったのでそのまま授業を受けました!笑
隣人の噂 その2
その日の出来事をさっそく🇯🇵人の女の子に話していると、日本語を勉強している🇧🇷人(私たちは讓治先生と呼んでいる)が話しかけてきました。
隣人の話をすると、讓治先生はガッハッハと大笑い。1年前のとある事件について話してくれました。
ある静かな夜のこと。
ドンドンドン!とドアを強く叩く音が聞こえ、その直後、ウワァーーーーーーーーーーーー‼️という叫び声が廊下中に響き渡り、寮の住民全員が目を覚ました。廊下を出るとそこには、叫びながら走り回る隣人の姿があった。
話の途中でスリザリン(料理をしながらよく踊っている🇧🇷人)が来たのですが、彼が言うには、
「その光景はさながらホラー映画のようであり、僕は叫び声を聞いた時、マリー・アントワネットのように誰かがギロチンの刑を受けたのだと思った」らしい。
私の隣人、どうやら物凄い変人らしい。
夢遊病って本当に存在するんだ〜と、若干フィクションの物語を聞いた心地になりながら🇯🇵人の女の子と廊下を歩いていると、ちょうど隣人の部屋のドアが開いた。
一応この間叫んでいたことを言っておこ〜と思い話すと、
キョトン、としたあと青ざめながら「え!そんなこと言ってたの!!Nossa…本当にごめん。起こしちゃった?」と言われました。
讓治先生やスリザリンみたいに面白がるのかと思ったら、本人はめっちゃ夢遊病のことを気にしていたみたいです。
「もともと起きてたし全然大丈夫だよ!むしろ面白かったし、本当に気にしなくて大丈夫!」と言ったのですが、「マジかー」とガチ凹みしてしまいました。
後日談
数日後、「今部屋いる?お詫びの品をドアの前に置いたよ」というメッセージがあり、部屋を出ると、目の前に大量のチョコレートが置かれていました。
私的には、中々できない体験ができて本当に面白かったので全然気にしなくていいのですが、本人はマジで夢遊病をなんとかしたいっぽいので、今後は何かあっても🇯🇵人の女の子だけに共有しようと思いました!
私の隣人はすごい変わり者だけど、めっちゃ優しい人だと思います。私が🇵🇹語を理解できていない時、翻訳機にかけて🇯🇵語で話そうとしてくれるし!
相変わらず可憐な美女と遭遇することの方が多いですが、隣人と稀に遭遇した時はまた話せたらいいなと思います!
寮って色んな人がいて面白い!
讓治先生やスリザリンとのエピソードもいつか書けたらいいな。
